2020年11月4日水曜日

【セミリタイア批判】会社を辞めた年齢だけで判断するのは間違い? ③ 病気になるくらいならセミリタイア

肉体・精神を病まない手段としてのセミリタイア


私がセミリタイアを考え始めた頃、
私が非常に共感したのは以下のような内容のブログです。

「このまま働き続けると身体・精神に異常をきたすと思ったので、
 セミリタイアを決意致しました。」

企業では「パワハラガイドライン」「メンタルヘルス」などを導入、
従業員の健康を一見考えているように見えます。

しかしながら、仕事で精神的・肉体的に体調を崩す人の数が、
劇的に減少しているという話は聞いたことがありません。

それだけ、現代社会の労働環境はヒドイものであり、
そこから抜け出すための有効な手段の一つが「セミリタイア」です。

そのオプションを行使したからと言って、
それが非難されるようなものなのか疑問です。

働き続けるというオプションはない


40歳~50歳でシンドイ仕事についている人がいて、
事態の改善が全く見込めないとします。

今現在の仕事がシンドイから新天地を求めて転職する!
という手段が取れる人はほんの一握りです。

会社もそれがわかっているから、
無理難題を押し付けてくるという側面があります。

結局のところ、この人がとれる一般的なオプションは2つとなります。
シンドイ仕事に耐えて働くか、会社を辞めて無職となるかです。

前者は鬱病などになるリスクが高いし、
後者は生活できないリスクが高いです。

ただここで考えなければいけないのは、
前者のリスクは職場環境によるものなので、
個人の努力ではいかんともしがたいものがありますが、
後者は経済的に自立さえすれば何とでもなるということです。

40歳くらいで仕事に見切りをつけて、
10年間くらい必死でお金を貯めれば、
50歳でセミリタイアできる確率はかなり高いです。

60歳まで働く自信はとてもないが、
50歳までだったら何とか頑張ろう!
という考えは決して文句を言われる筋合いのないものと思いますが...

病気になるくらいならセミリタイア


結論から言えば、

「病気になるくらいならセミリタイア」

といったところですかね?

こういった文脈でみればセミリタイアに対する見方も変わるかもしれませんが、
セミリタイア批判者はそれでも「甘ったれている!」とか言いそうなので怖いです。

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