2020年11月9日月曜日

勝間式・3時間労働と8時間睡眠は可能か?

「勝間式ネオ・ライフハック100」の読後感想


久しぶりに勝間和代さんの本を読みました。

サラリーマン時代は仕事・生活の効率化のヒントを求めるため、
勝間さんの本は時々読んでいたのですが、
効率性を求めないセミリタイア生活に入ってからは、
この手の本からは遠ざかっていました。

本書は文字通り、100のライフハックを記載しているのですが、
次の2つが特に印象的で、セミリタイア生活に通ずるものがあると思いました。

023 睡眠時間は7~8時間天引きして確保する (p73~p75)

025 1日3時間労働を目指す (p78~p80)

理想の睡眠時間は8時間


本書によれば理想の睡眠時間は8時間だそうです。

"最新の有力なエビデンスによると、睡眠時間は7時間代でも足りなくて、8時間台が理想だと言われます。"(p73)

私はセミリタイア生活に入ってからは、
昼寝を含めた睡眠時間は8時間はキープしています。

そういった生活をしてみて感じるのは、
私のサラリーマン時代の平均睡眠の5~6時間というのは、
結構無理があった気がするということです。

仕事中は常に疲れていたのは、
仕事がつまらないせいかと思っていましたが、
そうではなかった可能性が高いですね。

疲れが取れないまま、仕事を続けていれば、
大病に結び付くかもしれないのは本書の言う通りだし、
少なくとも寿命は短くなるでしょうね。

ただし、忙しいサラリーマンに8時間の睡眠をキープしろ!
と言っても無理があります。

家に帰ってすぐ寝ても8時間なんてキープできない人もいれば、
8時間睡眠をキープすることによって、
平日は仕事と寝るだけ!なんてことにもなりかねません。

1日の労働時間はMAX3時間!


また、労働時間について本書で述べられているのは、

"8時間労働はありえないぐらい長い"(p80)

という心強いお言葉です。

そもそも、8時間労働などというのがどうして決まったのか?
この辺も疑問が残るわけであって、
まあ、百歩譲って8時間労働がリーズナブルだとしても、
残業もあれば通勤地獄もあるわけですから、
実際の拘束時間はもっと長いわけです。

本書の提唱する3時間労働というのは、
私のイメージでは午前9時から昼12時まで働くというイメージ。

3時間だけ集中してお昼ご飯を食べて、
あとは自由時間!なんて生活が可能であれば、
そもそもセミリタイアを目指そうなんて思わないでしょうね。

とは言え、クリエイティブ系の仕事なら、
3時間で成果を出すのは可能かもしれませんが、
ショップ店員や工場労働者のように、
まさに〇時間働くというのがベースの仕事は、
そもそも3時間働くなど許されないか、
その分給料が減るだけです。

3時間労働も8時間睡眠もセミリタイアなら可能


結論的には、3時間労働はサラリーマン生活では不可能、
8時間睡眠はサラリーマンでもできなくはないが、
平日は仕事と睡眠だけで終わるリスクが高い!
といったところじゃないでしょうか?

となれば、3時間労働 & 8時間睡眠という理想の生活を実現する方法は?
と聞かれて私の思いつく限りでは、
クリエイティブ系の仕事で独立するか、
セミリタイア生活へ入るかといったところですかね?

前者のハードルは極めて高いですが、
後者はある程度の時間を掛ければ実現性は高いと思います。

まあ、今の生活は3時間も働いていなくて、
8時間以上寝ているから勝間式でも合格ではないかな?
勝間さんの想定とは大きく違うと思いますが...

2 件のコメント:

  1. へー結構セミリタイアは理想的な生活形態ということか
    ほー

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    1. 勝間先生のお墨付きではないかと思います。

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