2024年4月10日水曜日

年金生活者が社会インフラただ乗りでないなら、私にもあてはまると考える理由

年金生活者は社会インフラタダ乗りではないが多数派


昨日は70歳くらいの方が「無職」という職業欄に
〇をつけるのに難色を示す話を書きましたが、
この理由に「社会インフラにタダ乗りしている」と思われたくない!
というのがあるのかもしれません。

しかしながら、年金受給世代ともなれば、
今まで十分に働いて税金・社会保険料を納めてきたのだから、
タダ乗りと思う人は少ないかと思います。
(年金貰い過ぎとか高齢者優遇しすぎはあるかもしれないけど...)

FIREやセミリタイアでも批判の多い社会インフラただ乗り論ですが、
この理屈を援用すると、私もタダ乗りではないといえるかもしれません。

独身 × サラリーマンで高額納税


高卒で65歳まで働くと47年間、大卒だと43年間、
これだけ長い期間に渡って働いたのならば、
それに伴って相応な納税義務を果たしてきたでしょうから、
年金生活者になって「社会インフラただ乗り」などと言われたら、
ちょっとふざんけじゃないよ!ということになるのは理解できます。

ただし、この間の納税額というのは人それぞれかと思います。
給料の多寡はもちろん、各種税額控除をどのくらい使ったかによっても、
生涯で考えた納税額というのは大きく異なります。

さて、この辺りを考えた上で私の生涯納税額を考えてみます。
私は大卒後に途切れることなく50歳まで働いて納税してまいりました。

私は生涯独身であり、扶養控除はもちろんのこと、
住宅ローン控除、生命保険料控除などの控除もほとんどを使わず、
ダイレクトに所得に対して納税義務を果たしてきました。

となると、65歳まで普通に働いていた人に比べても、
納税額だけ見ると遜色ないレベルに達しているのではないか?
と個人的な試算では思われます。

なので、おまえはFIREとか偉そうに言っているが、
所詮は社会インフラにタダ乗りしているだけだろ!
と言われても、一応それなりの税金は払ってきましたよ!
と反論できなくはありません。

熱弁をふるうのは賛成できない...


ただ、私がこのようなことを言ったところで、
「お前の言う通りだ!」
などという人は極少数派だとは思います。

そもそもまだ働けるのに働かないのがけしからんと思う人が多数派でしょうから、
今まで税金をいくら払ったなどは関係ないと言われるでしょうね。

この辺りの社会インフラただ乗り論については、
実際にFIREした人にはそれなりの理屈をお持ちと思いますが、
あまり熱弁をふるって声高に叫んでも理解されないでしょうから、
おとなしくしていた方が無難な気が致します。
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