2024年4月9日火曜日

オレは無職ではなく定年退職者という老人 ~ そんなに無職と言うのが嫌なのか? ~

職業選択欄に難色を示す?


当ブログではお馴染みのスポーツジムの老人ネタですが、
本日は迷惑系老人の話ではなく、
老人の職業にまつわる話です。

スポーツジムへの入会手続きをしている、
60代後半から70代前半くらいに見えるご老人の方がいたのですが、
この方は「無職」という欄に〇をつけるのをものすごく嫌がっていたのです。

私は「定年退職者」だ!


それではご自分の職業を何と思っているか?と言いますと、
「定年退職者」というご認識のようでした。

「オレ定年退職者なんどけどな~。選択肢がないな~。」

などと言っており、20代の事務員男性も、
恐らく内心では「無職」でいいだろう!と思っていたでしょうが、
雰囲気的にそんなことを言ったら激怒されるのを察知して、
苦笑いを浮かべながら困っていました。

それで結局どうなったかと言うと、

「一応、ちょっと仕事しているんでね...
 自営業でもウソにはならんだろ...」

などと言いながら、自営業に〇をつけていました。

無職というのはそんなに嫌なのか?


40~50代でセミリタイアした人が無職と言うと、
世間体が良くないという悩みはよく聞きますが、
65歳はどう見ても過ぎている人が無職と言っても、
それは当然じゃないかと思います。

ただ、70歳近くにもなって、
たかがスポーツジムの職業欄に無職と〇をつけるのすら嫌がる...
そこまで自分が無職だというのは嫌だというのは何ででしょうね?

会社を辞めた後でも、
自分は「〇〇社の元役員だ!」
などと、謎の自慢をする人もいますが、その類の人なのか?

いずれにしても、自分なんかとは感覚が違い過ぎるという感じですね。

まあ、こういう感覚の方から見たら、
50代セミリタイアなんてのはとんでもないヤツにしか見えないのは確かそうです。
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