2024年4月23日火曜日

FIRE批判の違和感 ③ 自分の経験を一般論化するのは間違い!

”暗黒のサラリーマン生活からの脱出”は経験


私は暗黒のサラリーマン生活をようやく脱出して、
今はそれなりに楽しいFIRE生活を堪能しています。

だだし、これはあくまで個人的な経験を語っているのであって、
この世のサラリーマンのすべてが暗黒の生活だとか、
サラリーマンを辞めてFIREすれば皆が幸せ!
などと言う事は言っていないつもりです。

仕事に夢や希望があるのは”個人的経験”


FIRE批判論者の多くは、
「退屈なFIRE生活」より「夢や希望のある仕事」という類の事を言いますが、
仕事に夢や希望を持っているのは、
その方の個人的な経験という部分が大きいかと思います。

ところが、そこのところがサラッと一般論化して、
すべての人の仕事に夢や希望があるみたいな前提から、
FIREを否定するというのは違和感があるところです。

FIRE肯定論者も似たようなものかも?


もっともこういった論理展開については、
FIRE肯定論者にも似たようなパターンはあります。

サラリーマンの仕事がいかにひどいかというのを個人的な範疇を越えて、
あたかもサラリーマン全員が不幸に陥っているかのように主張するとともに、
労働がいかにくだらないかみたいな論を展開するパターンです。

ただ、現実問題としては、
サラリーマンでも仕事に生き甲斐を感じている人も多く、
また、この格差社会の収入・待遇面から考えても、
サラリーマン全体を一括りにするのも無理があるかと思います。

この辺を鑑みますと、
FIRE批判をしている人の多くに対しては、
「夢のある仕事に出会えてよかったですね~」
くらいにしか思わなくなりましたが、
そんなところで良いんじゃないかと思いますね。

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6 件のコメント:

  1. 結局自分肯定合戦してるだけの話じゃんかな。さも役に立ちますみたいなインフルエンサー面してな。かえって害悪だよ。

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    1. 最終的に自分自身の自慢に結び付けているケースは多いですね。

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    2. だいたい簡単に手に入らない事ばかり重要だと吹聴するんだ。私はそうですよと。素晴らしい人間関係、やりがいのある仕事や活動、社会とのつながりや他社からの承認そんなリア充簡単になれる物じゃない。でもそれが普通でそうじゃない人は劣ってるかの如く思わされて当然苦しむ人が多く出てくる。まったく害悪以外の何物でもない。

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    3. 実は成功の理由がコネなど先天的なものなのに、努力して達成しました、誰でも成功できます!みたいに思えるのは、注意して接しないとダメですね。

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  2. 私も仕事に夢も希望も持てなかった部類です。だからなにもしない生活、というのが嬉しくてたまりません。こういう前提をお互い認識しない限り、くだらない水掛け論みたいなものが延々と続くことになりますね。

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    1. なにもしなくてよい生活が良いと言っている人が多数いる以上、一般論化する場合はこの点にも触れる必要があるはずなのにサラッと無視する人が多いのは困ったものだと思いますね。

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