2024年4月22日月曜日

FIRE批判の違和感 ② FIREに目的はない?という勝手な決めつけ

目的もなくのんびり暮らすのも楽しいですけど...


FIRE批判を展開する人の多くに人に共通するFIRE生活像は、

・目的もなくのんびり暮らす
・暇をもてあます

といったものになっているように思えます。

それだったら、仕事で夢を追いかけるとか、
適度な緊張を持った仕事があった方が良い!
と多くの人が考えるのは不思議ではありません。

しかしながら、目的もなくのんびり暮らす生活のどこか悪いのか?
それだけで十分楽しいですけど...という反論は、
実際にFIRE生活を続けている身からすると、
相当な説得力があります。

また、暇を持て余すのが辛いみたいな話ですが、
仕事が忙しくて睡眠時間も十分にとれないとか、
土日にいきなり電話が掛かってきて出社するとかに比べれば、
遥かに素晴らしいことだと私なんかは思いますが、
この辺はどうお考えなんでしょうかね?

FIRE生活にだって目的はありますよ...


私から見れば仮にFIRE生活が無目的だったとしても、
サラリーマン生活より遥かにマシなわけですが、
そもそも「目的もなくのんびり暮らす」というFIRE像は正しいのでしょうか?

例えば、FIRE達成者には映画好きの方が多いように見受けられますが、
彼らの中には、例えば年間500本映画を見るといった目標を掲げている人もいます。

私なんかも、今現在は推理小説の古典をできるだけ多く読むとか、
とりあえずは日本の都道府県を完全制覇するとか
(先週、和歌山県に行ったので、残るは徳島・高知・熊本・大分・沖縄)、
ささやかな目標を掲げて生活しております。

「そんなの目的じゃない」と言われても...


ただそんなことを言っても、仕事以外の目標を達成するなんてのは、
人生の目的にはなりえない!という反論が予想されます。

それに対して申し上げたいことは、
そもそも仕事に夢も希望も感じられないからFIREしたのに、
仕事以外の目標・目的は認めないと言われても...
という感じに私なんかはなってしまいます。

FIRE批判の文章を読むときは、
「目的のない生活」
みたいなさりげないFIRE前提に気を付ける必要があるんじゃないでしょうかね?

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