2023年9月26日火曜日

無職を批判出来るほど立派な仕事をしているのか?という素朴な疑問

セミリタイア・無職批判


ここのところ、セミリタイア・無職に対する批判が何故か気になっています。

この辺りの事については、ちょっと体系的にまとめてみたいと思いますが、
とりあえずは思いついたことから文章にしてみたいと思います。

まず第一に無職批判に対する素朴な疑問というのが、
批判する側はそんな立派な仕事をされているのだろうか?
というものです。

コロナ禍で話題となった”エッセンシャルワーカー”と呼ばれる方々は、
この辺りは文句のないところかと思いますが、
例えば、私のサラリーマン時代を振り返ってみても、
確かに会社にそれなりの貢献をしていた時期もありますが、
まるっきり閑職で活躍できない時期もありました。

それよりも気になったのが、
まるっきり社会の役に立たない仕事というのも世の中にはあることです。

ハイリスク商品を老人に売りつける金融機関


お年寄りにハイリスクの商品を売りつける金融機関の話が出てきます。

このようなハイリスク商品というのは開発する人がいて、
そして販売をする人もいるわけです。

そして、金融機関側は全く損をするリスクはないのに、
購入者はとんでもない損害を被る可能性があります。

さて、このような商品を開発する人なり販売をする人と言うのが、
世の中に貢献しているかと言われれば、
そんなことはないだろう...と思う人が大半かと思います。

仮にこのような仕事に従事している人が、
セミリタイア・無職を批判して、
「お前たちは何もしていないが、
 自分はエキサイティングな仕事をして高給を得て、
 世の中にも金融を通じて貢献しているんだ!」
と言われても、響くものは何もないですね...

とても他人の批判などできない...


まあ、上記の例はやや極端な例だと思いますし、
金融機関とて、とんでもない商品しか売っていないわけではないでしょう。

ただシンプルに自分の過去を振りかえっても、
自分が一番世の中の役にたってなさそうな仕事をしていた時を考えると、
とても無職の人を批判できないよな~という感じになります。

なので、シンプルに、無職批判者のお仕事ってどんななの?
という疑問がちょいとでてきた次第です。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

2 件のコメント:

  1. FIRE志望者ですが、社会の役に立たない仕事というワードがグサッと心に刺さりました・・・。私の仕事は知的財産関係ですが、実態は特許による他社との足を引っ張り合いになっています。第三者から見れば、革新的な技術の社会実装を遅延させるだけで、こんな仕事ないほうが世の中のためになるんじゃないかと思い、日々自分の存在意義に疑問を抱いています・・・。

    返信削除
  2. 特許がない世界が良いはずもないので、上記に挙げた、顧客が得をすることない金融商品とかとは異質の話ではないかとは思います。ただ、効率性の問題だったり、制度の本来の趣旨とは違う方向性を向いているというのはあるのかもしれません。

    返信削除