2023年9月18日月曜日

「50代から手を抜く生活」はセミリタイア計画でも重要

50代から手を抜く生活


「無理に節約するのではなく、暮らしをラクに回すことを考える」
というのは、なかなか共感できる考え方です。

そのことを考えさせられたのが下記の記事です。

"50代は暮らしをラクに変えるチャンス。ライフオーガナイザー・ファイナンシャルプランナー・家計アドバイザーの下村志保美さんは、片づけの仕事でさまざまなおうちに行くなかで、自身の暮らしも見直し、上手に手を抜くことができたそう。"  (引用元) 50代で「手放してよかった」こと4つ。家が片づいている人・貯まる人の“手抜き”テク"
筆者が挙げている4つの「手放してよかった」と言うのは、

1:一人分のみそ汁をつくること
2:洗濯を干すこと
3:アイロンをかけること
4:数百円の節約

ということで、基本的にはお金で面倒な作業から解放されよう!
ということと言ってよいかと思います。

セミリタイアを目指す過程での節約は当然だが...


この発想というのは、セミリタイア生活を軸に考えると、
なかなか示唆に富んでいるものかと思います。

30代で本格的にセミリタイアを目指し始めて、
50代でセミリタイア生活に入った私に当てはめて考えてみます。

30~40代ではセミリタイアの為に、お金をなるべく早く貯めねばなりません。
なので、極力洗濯機の乾燥機能は使わず節約、
Yシャツはクリーニングには出さずにアイロンは自分でかけ、
数百円どころか数十円の節約にも精を出していました。
(味噌汁は一人なので、そもそも一人分しか作らない...)

おそらく、この程度のことはセミリタイア希望者には常識的かと思いますが、
多くのセミリタイア生活者は、
セミリタイア後もこのままの生活を続けるかと思います。

しかしながら、セミリタイア生活に入って労働から解放されて、
自由時間が大量にあるからといって、
セミリタイアを目指していた頃のような節約モードのままというのは、
時間的にも労力的にもどうなのかな~という疑問があります。

例えば、セミリタイアしたら洗濯物を干す時間くらいはありますが、
それが面倒であることには変わりありません。

なので、セミリタイアを目指しているときは資金が貯まるまでは、
節約の為に洗濯物は自分で干して電気代は節約するけど、
セミリタイア後は面倒なことは極力避けるべく、
この程度の電気代はセミリタイア計画に織り込んでおく!
という発想はありかと思います。

セミリタイア後にワンランク生活レベルを上げる


多くのセミリタイア生活者は、
セミリタイアを目指す過程で節約生活に馴れている為、
その後も節約モードで生活することは特別苦ではないと思います。

ただし、苦ではないということと、
その生活スタイルがベストであるかは別の話ではないでしょうか?

無理にお金を使うことはないのはもちろんですが、
自分的には、前述の面倒な時は乾燥機能を躊躇なく使うもそうですが、
料理が面倒な時は弁当を買うとか、
そういった手抜き費用はセミリタイア計画に織り込んでおいても良いのかな?
というのは、最近特に疲れやすくなったからか思うようになりましたね。
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4 件のコメント:

  1. はっきり言って50歳からは消費フェーズだと思う。たぶん死ぬまでに使い切れない。

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    1. 私も同感です。少なくとも、資産をこれからバリバリ増やそうとは思わないと言った感じです。

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  2. ほんとにそうですよね。おかしな節約ぐせがつくと、使うべきタイミングを逃して拗らせます。

    それにしてもな下村さん。お一人分のお味噌汁は作らない?お一人分のお味噌汁ってなんだ?というのが実感です。それまでどんな暮らしをされていたのかわかりませんが、パックのお味噌汁でない限り、出汁はまとめて500mlとかとっておいて冷蔵庫保管すればあれこれ展開できますし、一人分発想そのものが不経済で労力の無駄遣いと思いました。アイロン掛けない・・・も、かけずに暮らせる?プレスだけ外注とか?とかしがっております。

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  3. 節約にもメリハリをつけるということかと思います。一人分の味噌汁については、恐ろしく手の込んだ味噌汁を普段作っているで、一人分なら手抜きで良いか?という発想かと思っていましたが、確かに色々とやりようはありそうですね。

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