FIREの目的は仕事を辞めることではない?
ちょいと”サイドFIRE”の定義について調べていたところ、
違うトピックスが気になったので、
本日はそれについて述べてみたいと思います。
それは、
”FIREの第一の目的は仕事を辞めることではない”
といった論調についてです。
FIRE後に何をするのかが重要?
要するに、
”仕事を辞めただけではシアワセにはなれない、
仕事後に何をするのか?何をやりたいのか?
ここが明確になっていないとシアワセになれないよ!”
みたいな話です。
これは一見正論に見えて、非の打ち所がない理論に見えますが、
私個人の経験・論理からするとちょっと違うんじゃないかと思います。
FIRE後のやりたい事は明確だとしても...
私のFIRE後のやりたい事は「読書と旅行」ということで、
この点は非常に明確なイメージがありました。
実際に何度か行った長期旅行の経験であるとか、
日常的に本を読む時間が充分あるというのは、
非常に幸福な時間を過ごせているとは思っています。
ただし、この幸福の大きさというのは、
「嫌な仕事をしなくても良い」
というのに比べれば小さいんじゃないかな?
なので、仮に私が読書とか旅行とかいった趣味がなくて、
一日中、動画とかを漠然と見る生活をしていたとしても、
サラリーマン時代よりはマシ!
と実感していたのでは?と思うのですよね...
仕事を辞めたいという意思が弱いと”FIRE失敗”
従って、個人的にFIREの目的で一番大きいのは、
「嫌で辛い仕事を辞めること」
じゃないかと思います。
この仕事を辞めたいという願望が小さいと、
「暇に飽きた」
「やっぱり仕事がしたい」
みたいなことになるのではないか?
という疑念が湧いてきます。
そもそも論として...
そもそも論なんですが、仕事が忙しくてしんどい時に、
FIRE後の明確な絵を描くなんてのは、
時間的にも精神的にもなかなか難しいと思うんですよね...
私も仕事が一番忙しかった時代はFIRE願望こそ強くなっていきましたが、
ある程度の具体的な計画というのは、
仕事に多少の余裕が出来てからだった気がします。
まあ、こういう方はあまりいらっしゃらないとは思いますが、
「確かに仕事がキツイしツマラナイので会社を辞めたいが、
でも、会社辞めても特に何がしたいというわけでもないので、
しゃーないから仕事を続けるか...」
なんてのは、ちょっと違うんじゃないでしょうかね?
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