2023年9月17日日曜日

FIREブーム下火の理由分析 ④ 実は仕事が好きな人が多いから

FIRE生活から仕事への復帰理由は「仕事が好き?」


せっかくFIREを達成したにも関わらず、
よく考えるとお金の不安があるとか、
孤独に耐えかねて...とか、
FIREから仕事に復帰する理由は様々ありますが、
結局のところ、「仕事が好きだから復帰する」という部分が大きいのでは?
という疑念を個人的に抱くケースが多いです。

もしも、会社に再び行くと考えただけで、
身体に悪寒が走るほど仕事が嫌いであれば、
お金の不安などは節約でなんとか乗り切ろうとするでしょうし、
孤独問題だって町内会の会合に行くとか地域サークルに入るとか、
仕事する以外での解決策は結構あると思いますからね...

仕事に本気で戻りたくない人達


FIRE達成者の中には、就職する前から仕事が嫌で、
実際に仕事を始めてからも嫌な事ばかりで、
仕事を辞めることをひたすら考えて資産を貯めた方も多いようです。

こういった方々は、まかり間違っても、
暇だから仕事に復帰しようとか考えないと思うのですよね。

私自身は彼らほど仕事が嫌いというわけでもないかもしれませんが、
30年近いサラリーマン生活で希望の仕事についたこともなく、
また、職場環境にも恵まれなかった経験から、
もう仕事はうんざりという気持ちになりました。

実際問題、本格的な仕事に復帰しようと思った事など、
一度もありません。

結局、仕事が好きな人が多いということ...


仕事の不平不満を言う友人知人達の話を聞いても、
その不平不満のレベルというのは局地的なものであって、
仕事全体や仕事そのものに向かうことはほぼありません。

どういう事かと言うと、仕事に対する不平不満の内容というのが、
仕事が忙しすぎるとか、上司が無能すぎるとか、
解決可能なレベルだということです。

仕事が忙しすぎるのは、人員の補充で解決できたり、
たまたま特需で忙しかったりが原因だったりします。

無能な上司が有能になることはないでしょうが、
無能な上司もいつかは転勤するでしょう。

その辺の問題さえクリアすれば、
別に仕事そのものは嫌いじゃないよ~なんて人が多いのですよね...

仕事が嫌いなサラリーマンは多いと言っても、
せいぜい、この程度のレベルが主流なのであれば、
仕事そのものを早く辞めようというFIREという考えが、
それほど多くの人に受け入れられないのは不思議ではないのかもしれません。

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4 件のコメント:

  1. 社会とかかわろうとすればそれだけ無職だとばれる機会も高まるので、その時の周りの微妙に瞳孔が閉じる感じとか微妙に距離間を広げる感じを敏感に感じてしまうんじゃないだろうか?

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    1. そういう感覚はありますね。なので、無職と言わなくても良い肩書(自由業とか)をつい名乗る形になるのだと思います。

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  2. 無職になって、自分は仕事がしたいのではなく、収入が欲しいのだというのがわかりました。この2つを混同している人は多いのではと思います。

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    1. 仕事がしたいのではなく、収入が欲しいという感覚は私も近いものがあります。ただ世の中には、「〇〇社の部長」みたいに、肩書が好きな人と言うのもいますね。

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