2023年9月19日火曜日

【辞め時】仕事が好きだと公言、でも定年延長は断る!その理由

定年延長は断る!


私のような管理部門所属の社員というのは、
リストラの対象になることはあっても、
請われて定年延長で働くという話はあまり聞きませんでした。

一方、メーカーだったので現場レベルの話をすれば、
人手不足の影響もあってか、
定年延長の打診を受けるベテラン社員は多かったです。

彼らの多くは、仕事はそれなりに好きで働いていたようですが、
定年延長を断るケースが多かったです。

その理由を考えていくと、仕事が好きな人でさえ、
「辞め時」というのは存在するものだな...というのがわかります。

定年延長を断る理由


定年延長を断る理由ですが、以下の理由を聞いたことがあります。

1. 疲れた (60歳まで40年も働きゃ十分でしょ)
2. やりたいことがある (家族とゆっくり過ごしたい)
3. 上司が気に入らない (現場を知らない上司が妙に偉そうだ...)
4. 年金の不安はない (地方で生活費も安いし、40年も働いたので)

クビになるリスクもほとんどないので、
人生設計をきちんと立てていたということのが基本にあるようです。

人出不足で熟練ワーカーがいないっていきなり言われたって、
こっちは前々から60歳で辞めるつもりだったということでしょう。

しかも、そっちから働いてくれと頼んでおいて、
給料は嘱託扱いでヘタしたら半分以下なんですから、
「何いってんだ?」といったところでしょう。

「辞め時」は定年時で良いのか?という疑問


まあ、それなりに仕事にやりがいがあるのであれば、
定年時まではとりあえず働くという人生設計でも良いかと思います。

ただし、仕事が好きでもない場合は、
「辞め時」というのはもっときちんと考えた方が良いと思うのですね。
多くの人にとって、定年というのは必ずしも辞め時ではないのでは?

上記の定年延長の理由を、仕事嫌いだった自分に当てはめれば、

1. 40代で既に疲れ切っていた...
2. やりたいことは、旅行・読書など多数ある(家族はいないけど...)
3. 上司とは仕事に対する価値観はまるで異なる
4. セミリタイア資産で何とかする

と言った感じになり、
定年時なんて辞め時でもなんでもないのが改めてわかります。

私の場合は、40代以降は気持ち的にはいつでも辞め時だった気がしますが、
セミリタイア資産の目途がついた時が本当の辞め時で、
今現在に至るといったところでしょうか?

まあ、仕事がそれなりに好きだとかだと、
辞め時は難しいかもしれませんが、
お金のタイミングだけ考えて辞め時を見計らえたのは、
不幸中の幸いだったのかもしれません。

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