2023年9月23日土曜日

「オレは会社で誰よりも働いている」という社長の手記を読んで感じたこと

オレは会社で誰よりも働いている


とあるベンチャー企業の社長の手記のようなものを読んでいて、
この社長の言った
「オレは会社で誰よりも働いている」
という言葉を聞いて、いくつか思うところがありました。

まず最初に思った事ですが、
企業業績がそれなりに安定してきているのであれば、
多少なりとも仕事は楽をして、
余暇もそれなり充実させるという方向に私なら行きますが、
今でも自分が一番働いている...というのを、
あたかも素晴らしいことのように語るというのは、
やはり起業をするような人のマインドは
セミリタイア志向の私なんかとは全然違うのだな~ということです。

サラリーマンだと意味合いが変わってくる


これと似て非なるものとして自分が思い出してしまったのが、
サラリーマン時代にこれと同じことを言っていた上司の存在です。

確かに部長職以上ともなると出席する会議も増えて、
拘束される時間も増えて大変という側面もありますが、
その会議の資料を作る側の方が時間的には明らかに大変です。

実際問題として、事務方は部長職が帰った後も、
夜遅くまで働いているわけで、
物理的な時間面を考えても「一番働いている」は違うような...

一度そのことをやんわりと指摘したことがあるのですが、
「オレは休んでいる時も絶えず仕事の事を考えているんだ!」
「お前みたいなモノと立場が違う!」
とキレられました。

50代で一番働かなければいけないなら早期退職


まあ、私なんかから見ると、
課長職レベルの人が一番働いている印象で、
部長レベルになると仕事は時間的には多少の余裕がでるのかな?
と思っていましたが、本当に部長レベルが一番働かなければいけないなら、
サラリーマンには「当たり」のポジションはないことに...

いずれにしましても、50代で人生の中で一番働かなければいけないのなら、
やはり早期退職というのが自分の目指す方向になるのは間違いかと思います。

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