2023年9月20日水曜日

【やりがい】セミリタイア批判に対する反論

セミリタイア批判が響かない理由


セミリタイア生活へ対する批判というのは、
人気ブログのコメントやX等で相変わらず散見されますが、
「鋭い!」
というような、考えさせられる批判は極めて少ないです。

その理由は以下の様な論理の流れで説明できるかと思います。

実際にセミリタイア生活に入っている私にしても、
10年以上に渡るセミリタイア準備期間というものがあり、
無職となる生活についてのあれやこれやを考え続けてきたわけです。

一方セミリタイア批判をする側というのは
「セミリタイア?つまんなさそうだな...」
というレベルのものが多く、
セミリタイアについての深い考察のもとに
コメントしたものではないケースがほとんどかと思います。

要するに、セミリタイア生活に対する批判の多くは、
セミリタイア生活者にとっては何度も考えてきたテーマであり、
いわば、こすり倒された話だったりするわけです。

やりがい - 何度も考えました


「やりがい」をテーマにした話もそうです。

仕事に対してやりがいを持って日々成長している実感があるからこそ、
人生面白いんだ!みたいな観点からセミリタイア生活を批判するものです。

確かに、セミリタイア生活に入れば、
やりがいも何もあったものではありません。

ただし、私にも仕事をしていたサラリーマン時代というものはあり、
そこでは、それなりにやりがいなりを求めて働いていた時期もあります。

しかしながら、自分が本当にやりたかった仕事にはかすりもせず、
配属された仕事には基本的に興味が持てない上に、
上司に割与えられた仕事をマシーンのようにこなす日々で、
そこにはやりがいなどは存在しませんでした。

そもそも、会社組織を頭に思い浮かべてみればお分かりかと思いますが、
すべての人の希望が叶うような組織形態にはなっていません。

私は、全員がやりがいをもって仕事をする社会など、
今後も訪れることはないと思っています。

同じやりがいがないのなら...


仕事をしてもしなくても、やりがいがないのであれば、
仕事をしていない方が、嫌なストレスもないですし、
自分の好きなことをする時間がたんまりとあります。

「やりがい」などという高尚な話を持ち出さなくても、
それなりに楽しいセミリタイア生活を過ごしているというのが現状です。

少なくとも、サラリーマン時代より遥かにマシな生活であるということは、
念頭に置いてから批判して欲しいという感じですね。

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4 件のコメント:

  1. 職場におけるやりがいを引きずるのは、人生をどこか損していると思います。暮らしの中のやりがい、輝きを見つけてこそ、真の自律。気づくのが早い人ほど、お得な時間が長くなるのは必然でしょう。

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    1. おっしゃる通り、仕事だけにこだわる必要はないかと思います。普段の生活でも色々見出せるものがあるわけですが、この辺に気付くかどうかがポイントなのかもしれません。

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  2. 「面白きこともなき世の中」をいかに面白く生きるか、ということでしょう。日々の暮らしの中にいかに楽しみをみつけ、喜びを感じ取るか。ある意味クリエイティブな能力が必要だと思います。会社という場所は「喜び」や「やりがい」を上から自動的に与えてくれていたわけで…、経済面だけでなく精神的にも「保護された」環境なんですよ。だから思考停止に陥りやすいと思います。

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    1. 単調な日々の暮らしの中にいかに喜びを見出すか?この辺りをクリエイティブな作業と考えられるかどうかは、セミリタイアの成否を左右するのではないかと思います。また、会社は私に「喜び」も「やりがい」も与えてくれませんでしたが、それを感じている人の多くが「思考停止状態」だったかも?というのは私も感じていたことです。

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