昔の理想のFIRE形
最近YouTubeの動画で限界集落などを取り扱ったものをよく見るのですが、
その中で投げ売り状態になっているリゾートマンションについて、
詳しく解説しているものもありました。
それでふと記憶が蘇ったのですが、
恐らく20年くらい前に読んだ本で、
不動産投資で成功して専業大家となってサラリーマンを辞めた人が、
所有物件の一つのリゾートマンションで、
温泉の朝風呂につかるのから一日がスタートするみたいなことを書いていて、
何とも羨ましい日々だと思ったことを思い出しました。
この時代にはFIREという言葉はなかったでしょうが、
サラリーマンを辞めて、リゾート地に移住して楽しく生活する!
というのが、早期退職を目指す一つの理想形になっていた気がします。
昨今の理想のFIREは労働前提?
ところが昨今のFIREの理想形を見てみると、
FIRE後も働くのが前提となっている気が致します。
単純にお金がないから働くと言うのは別にしても、
働かなくても十分生活していけるにもかかわらず、
自分のやりたいことをやる、それが「労働」なんだ!
といった類の思考が多い気が致します。
確かに、お金が充分あるからサラリーマンを辞めて、
気に入らない仕事は全部断って気に入った仕事だけをして、
それなのに、仕事は引く手あまたであって、
給料はサラリーマン時代より大幅アップ!
みたいな話はすごい話ではあるとは思います。
ただ、20年前の私がこの手の話を聞いて、
自分も続こうと思ったかというと、
ちょっとそれはないかな?という感じですね。
働くのが理想形というのなら、
一足飛びに転職をすれば良いし、
正直フリーになってまで働きたい職種もないしな~
というのが率直な感想になりますかね?
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