「投資は米国債が一番! 」の読書感想
という本を読みました。
本書の主張しているところは、
借金まみれで成長期待の薄い日本への投資はリスクが高く、
それだったら世界最強のアメリアへ投資すべきであり、
その中でもリスクが低く流動性も抜群な米国債へ投資すべき!
といったところです。
ドル円の為替相場のリスクはあるものの、
金利面を考えれば、
よほどの円高にならなければ大丈夫!
ということです。
金融機関でハイリスク商品を売りつけられた老人が、
それを損切りして米国債に切り替えて、
ストレスフリーの老後を過ごしているというエピソードは、
やや極端な例の気もしますが、
わからんでもないと言ったところですね。
ストレスフリーの感じ方は人それぞれ
セミリタイア民の多くは米国債投資よりも、
S&P500等のインデックス投資を好んでいるかと思います。
そして軸となる投資はインデックス投資であったとしても、
安全資産や円資産も適度に加えつつ、
特に相場に一喜一憂することなく過ごしているかな?
という印象があります。
本書には、すべての財産を米国債へ投資した例も出ていますが、
私がこれをやってしまったら、
ストレスフリーどころか円ドル相場やら金利に一喜一憂しそうですね...
この辺のストレスフリーというのは、
人によって感じ方は異なるかと思います。
70歳過ぎて投資はしない
また、本書では70歳を過ぎての投資はやるべきでないと言っていますが、
これは個人的にも同意するところですね。
私は基本的には70歳を過ぎたら年金の範囲内で暮らそうと思っていますので、
その時点で資産はほとんどなくても良いと思っています。
ただ、実際に0円だと相当不安になるでしょうし、
年金をどこまで信用して良いかという問題、
円安の進行がそこまで進むかを考えれば、
老後といえでも、ドル資産をある程度持っておく必要はあるかもしれません。
まだ先の話ではありますが、
この辺りを考えるきっかけにはなったかな?
という印象を持ちました。
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