FIRE卒業批判は妬みか?
「FIRE卒業」に対する大元の批判は結構的外れらしいという話を昨日書きましたが、
Twitter上に溢れるFIRE批判の多くは「FIRE卒業 = FIRE失敗」という前提で、
このことを揶揄する内容が多いようです。
FIRE民サイドから見ると、このことはFIRE生活に対する妬みではないか?
というような論調もあります。
確かにそういう論調に見えなくもない方もいらっしゃるように思えますが、
それだけではない部分も多いように見受けられます。
FIRE卒業批判 = 低資産FIRE批判では?
と言いますのも、FIRE卒業批判の多くの前提条件が、
FIRE資産が十分なレベルでなくなったというもののようです。
それを一歩進めて考えてみると、
そもそもFIREを名乗るレベルの資産がなかったのに、
FIREとか格好つけて仕事を辞めたのに、
結局サラリーマンに戻るのか!みたいなもののように見えます。
数億円レベルの資産を持つ正調のFIREであれば、
このような事態が発生する可能性は極めて低いので、
こういったFAT FIREを批判しているわけではなさそうです。
そもそも低資産FIREである場合、
消費レベルも低いケースが多いので、
一般のサラリーマンが妬むような生活ではないわけです。
なので、これらの批判を「妬み」というのはちょっと違いそうです。
批判されてもFIRE生活は辞めないが...
FIRE卒業批判は妬みではないとは言っても、
FIRE失敗を喜んでいると思われる人が多いのは確かですね。
なので、FIREとか言っている人に対する世間の風当たりというのは、
それなりに強いということもわかりましたので、
実生活ではFIREしてます!などと名乗らない方がよさそうです。
こういったFIREに対する批判のようなものが盛り上がるのも、
世間一般のFIREに対する考えを再認識する意味では、
個人的には結構意味があったような気はします。
まあ、批判が盛り上がったからと言って、
FIRE生活を辞める気もないわけですが...
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