未婚男性の死亡年齢中央値は67歳?
未婚男性の死亡年齢中央値は67歳!とそれだけ聞くと衝撃的な数字ではあります。
これが本当かどうかについてですが、
色々と調べてみるとソースによって若干の違いはありますが、
概ね、数値的には正しいようです。
早期退職・セミリタイア・FIREを目指す独身男性の中には、
この死亡年齢中央値は67歳というのを前提に、
人生設計をする方も見られます。
67歳をゴールにする人生設計
仮に、67歳を自分の寿命と見て人生設計を策定すると、
65歳から支給される年金に対する保険料を支払うのは無意味だし、
仮に年金が貰えるのなら60歳からの繰り上げ受給をするべきだし、
老後のバッファー資産なども必要ではありません。
となれば、65歳まで働く定年延長など論外で、
60歳で退職というのも、残りの人生は7年しかない...
結論的には、
仕事が楽しいのであれば、
仕事をできるだけ長くして、
老後のことなど何も考えずにお金を使うのが良いかと思います。
逆に仕事がつまらないのであれば、
仕事をできるだけ早く辞めて、
あとは好きな事だけをやるというのが有効かと思います。
実際に、後者を前提としたセミリタイア・FIRE計画を
立てている人が増えているような気が致します。
67歳をゴールにするのは正しいのか?
ただし、そもそも67歳をゴールにすることが正しいのか?
これには個人的にはかなり疑わしいと思っています。
第一に、寿命は個人的属性によるものが大きいと思います。
「未婚男性」と括られても、金持ちもいれば貧乏人もいるでしょうし、
すこぶる健康な人も持病を抱えている人もいます。
自分は本当に未婚男性の平均像と一致するのか?
この辺はきっちりと考えた方が良いと思います。
第二に、「未婚男性死亡年齢中央値67歳」を導きだした世代と、
自分達の世代を同一視して良いのか?
結婚するのが当たり前の世代と、
生涯独身が特に珍しくもない世代とでは、
生涯独身の位置付け・意味合いは異なると思います。
勝手な推測をすれば、「あえて結婚しない」比率が増加することにより、
未婚・既婚男性の平均寿命の差は縮まる気が致します。
そうは言っても既婚者のが長生きしそう...
そうは言っても、既婚男性と未婚男性の平均寿命が逆転するとか、
そんなことはなさそうなので、
我々未婚男性としては、早死するリスクも考慮しながら、
長生きリスクも見るというのが無難な発想ではないかと思います。
長生きリスクを一切考慮しないというのは、
ちょっとね...というのが個人的感想ですね。
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