2022年11月18日金曜日

東京都が住民税非課税世帯に米25Kgを配るらしい

東京都が米1万円分を低所得世帯に配給


政府は住民税非課税世帯1世帯あたり5万円の支給を決定し、
その手続きが開始される中、
東京都はさらに独自の支援策を実施するようです。

"物価高で困窮する世帯を支援するため、東京都は、所得の低い都内の住民税非課税世帯約170万世帯を対象に、1世帯あたり1万円分の米を現物支給する方針を固めた。年明けにも各世帯に発送する。"  (引用元) 東京都、米1万円分を低所得世帯に配給へ…物価高対策、野菜や飲料の選択肢も検討"
今回は現金支給ではなく”現物支給”とのことで、
現金とか商品券とかいうのとは一線を画すのが、
今までの施策と大きく違う点ですね。

商品券だと低所得だとバレる?


記事では現物支給にした理由として、
"商品券は店舗での利用時に低所得世帯と周囲に知られる恐れがあるため"
とありますが、まあそういう面はあるでしょうね。
私なんかも貰ってもちょっと使いにくいかも?とは思います。

ただそれ以上に、お金持ちそうなお年寄りが結構使う姿が目に浮かびます。
低所得で困っているはずの人が、この商品券で高級牛肉を買うとか、
またまた一般納税者が怒るような光景もあったんじゃないでしょうか?

まあ、給付金がギャンブルに使われたりとかがしにくい分、
本当に困っているお子さんを助けるという点では、
わりと良い仕組みなのかもしれません。

生活保護の現物支給化への実験?


今回の件について、生活保護も一部現物支給で良いのでは?
という意見を言っている人もいらっしゃいます。

これは中々反対も多く実現のハードルは高いですが、
非常にうがった見方をすればですが、
今回の件は生活保護現物支給化の実験的色彩もあるかも?
なんてことを思ってしまいました。

ちなみに、今回の1万円分の米というのは、
1世帯につき約25Kgの米を支給できると見込んでいるそうです。
いきなり25Kgの米が送られても一人暮らしの私は置く場所にも困りますが、
希望者は野菜や飲み物も選べるように検討しているとのこと。

まあ、食糧が頂けるなら缶詰あたりが無難な気がしますが、
どんな形で着地するのかちょっとウォッチしていきたいと思います。


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