2021年7月8日木曜日

30歳1,000万円セミリタイア VS 40歳3,000万円セミリタイア

30歳で1,000万円貯めてセミリタイア?


「30歳で1,000万円以下の貯金でセミリタイア生活に入る」
というライフスタイルを提唱する人がいらっしゃいます。

新しい生き方として評価する方もいれば、
継続性に疑義があるとかそんな貧乏な生活は嫌だ!
と批判する方もいらっしゃいます。

どちらの意見も一理あるとは思いますが、
よりメリット・ディメリットを検証するための
比較対象とするライフスタイルとして、

「あと10年我慢して働いて、40歳で3,000万円貯めてセミリタイア」

というのを提唱してみたいと思います。

30歳までで1,000万円の貯蓄に成功するということは、
30歳以降は多少は出世して給料が上がることを考慮すると、
40歳までに更に2,000万円貯めることは十分可能だと思われます。

問題はそのメリットがあるかです。

30歳で1,000万円貯めてセミリタイア?


30歳で低資金でセミリタイアする最大のメリットは、
30代という元気な時期に自由時間を確保することができることです。

本当に30代でないとできない趣味(スポーツ系?)をお持ちの方にとっては、
このメリットは代えがたいものがあるかと思います。

ただその趣味がゲームとか読書と言ったものであれば、
30代でセミリタイアにこだわらなくても良い気も致します。

と言いますのも、30代低資産セミリタイアの場合には、
ある程度の労働がマストとなります。

短期の派遣仕事やUber Eatsなどの仕事をある程度の年齢までするとなると、
セミリタイアをして自由時間を確保したと思ったら、
70歳で人生を振り返ると結構労働時間が長かった!
なんてことになるかもしれません。

あと10年間働くメリット


30代でセミリタイアしても、ある程度働かなければいけないのであれば、
あと10年働いて「完全リタイア」に近い形に持っていく方が、
トータルの人生における労働時間は短くなるかもしれません。

30代正社員の時給は一般的にはバイトよりも高いですからね。

また、40歳までサラリーマンとして働いた場合、
それなりに年金が貰えることも期待できます。

長生きリスクや70歳で働くという事態を避けることもできますので、
メリットはかなり大きいかと思います。

正社員はツライはわかるが...


とは言っても、ブラック企業に勤めている場合など、
40歳まで働いたら精神・肉体が崩壊する!というケースもあるかと思います。

その場合であれば、緊急避難的に30歳でセミリタイアはありかと思いますが、
その労力を転職へ向けても良いのかな?とは思います。

20代で仕事が辛かったら、一足飛びにセミリタイアではなくて、
まずは転職のが良い気が致します。

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4 件のコメント:

  1. セミリタイアというより、企業や国に一切奉仕したくないという思想なんだそうだ。でもブログとかyoutubeも企業に奉仕してるのには何の変わりもないけどな

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    1. 何らかの収益が発生している時点で、
      どこかしらの企業の利益に貢献していますからね。

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  2. 企業から逆搾取をしているんだという解釈らしいけど、まあ詭弁だけどな

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    1. 確かに詭弁のように思えますね。
      逆搾取なら、全然働いていないサラリーマンのがあてはまりそうです。

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