2019年3月31日日曜日

理想的な「中高年ひきこもり」もありますよ!

中高年ひきこもり61万人 若年層上回る



















中高年ひきこもりが61万人ということでマスコミが大騒ぎです。
マスコミの皆さまはレッテル貼りがお好きなので、
一律にひきこもりが「こんなにいて大変だ!」と騒いでいますが、
問題なのは、「8050問題」に代表される、
親が亡くなったら生活できなくなる人達でしょう。

そもそもひきこもりの定義自体が

「仕事や学校に行かず、かつ家族以外の人との交流をほとんどせずに、
6か月以上続けて自宅にひきこもっている状態」

とのころですから、自発的なセミリタイア者でも当てはまる人が多いはず。
ひきこもる為に今まだ散々苦労してきた人を
無理やり外の世界へ引きずりだそうなんてのは大きなお世話ですね。

そこで、全く問題のないひきこもりの典型を2つとりあげたいと思います。

① 大富豪の息子型ひきこもり

私の知人でも何名かいるのが、親が大富豪なので子供が働かないというパターン。
そもそも労働経験が全くない人も人もいます。

一代でそれなりの財を成した人曰く、

「ワシの財産はサラリーマンの生涯賃金より多く、それはいずれは息子に引き継ぐ。
 だから、息子は働く必要はなく、ワシの身の回りの世話だけしていればいいんだ。」

などと言っていました。

こういった人は親がなくなっても遺産で十分生活できますので、
全く問題はありません。

ただし、基本的に社会経験がないので、
詐欺にあって財産を失う可能性は普通の人より高いかと思います。

② 富裕退職者

セミリタイアしている人で家から出ない人はこれに該当しますね。
一日中、大好きな映画を見たり、ゲームをしたりして過ごし、
やっと理想の生活を手に入れた!なんて人も少なからずいるでしょう。

そもそも、ひきこもり状態となるきっかけは退職が一番多いそうです。
産経新聞の記事を引用するとある仮説が成り立ちます。

今回の調査で、誰が生計を立てているか尋ねたところ、
自分と答えた人は29・8%にとどまり、
父母(34・1%)や配偶者(17・0%)に依存している実態が明らかになった。

引きこもり状態になるきっかけ(複数回答)は「退職」(36・2%)のほか、
「人間関係」「病気」(いずれも21・3%)、
「職場になじめなかった」(19・1%)が続いた。

(引用元: https://www.sankei.com/life/news/190329/lif1903290022-n1.html )

つまりですね、ひきこもりの内3割が自分で生計を立てており、
ひきこもりの理由の内退職が36%ですから、
MAX3割程度は退職して金持ってるからひきこもっているんで、
ほっといてくれよ!ということになります。

ここから職場になじめなかった2割がやむを得ず退職した人と仮定しても、
残りの1割は定年や早期退職といったスタイルで、
結構な確率で自分でひきこもりを選んでいる可能性は高いです。

理想的なひきこもり生活もある

自分はアンケート・モニターのバイトで週1ペースで外出するし、
月1程度の飲み会もあるのでひきこもりにはカウントされないようですが、
中高年ひきこもりに相当近い存在であることは間違いありません。

ただし、世間様から非難をされるいわれもなければ、
「こいつを何とかしてやらねば!」
などと同情される筋合いのあるものでもありません。

一方、50代で長い間労働から遠ざかっている人で、
親が死んだら経済的に即アウトという人も少なからずいるでしょう。
こういう人達を社会がどう扱うかは大問題です。

もちろん、解決策が簡単に思いつくレベルの問題ではないのは承知ですが、
基本的には働いてもらわないとどうしようもないと思います。
そもそも税金で養う話ではありませんからね。

いずれにしましても、本件が重要な問題であることは間違いないので、
もう少し丁寧な分析の上で報道する必要があるのではないかと思います。

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4 件のコメント:

  1. 退職で引きこもった人なら働こうと思ったら働けるんでないか?
    雇い入れ先が拒否したらまあどうしようもない。税金で養うしかないか

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    1. 介護などでひきこもり状態になった人はいずれ働く可能性は高いですね。
      ただひきこもり全員を税金で養うのは世間が納得しないと思います。

      削除
  2. 富裕退職者もがっさりカウントされているのは、
    おっしゃるとおりちょっと雑ですよね。
    退職後に楽しく生活を楽しまれている方を、
    いわゆる引きこもりと一緒にしては気の毒に思います。

    私は、中高年の引きこもりが問題なのは、フレイルからの介護問題と
    直結するからだと考えています。

    実際に本格的な高齢者(年齢だけではなく)になってからでは、
    外との繋がりを持ってもらう介入はますます難しくなるばかりで、
    この辺りがこじれると、
    身体的にも精神・心理的にも社会的にも、それらを繋ぐ霊的にも、
    悪循環のドツボ。その前になんとか!で、
    中高年の引きこもり!そりゃ大変!ということなのかと思います。

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    1. ご指摘の通り、今回の調査は雑さが目立ちます。
      本当に支援が必要なひきこもり者のある程度正確な人数がわからないと、
      対策も立てようがないかな?と思います。
      もっとも、本格的な高齢者ひきこもりに効果的な対策があるかという問題はあるのか?という疑問は残りますが。

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