タイでのロングステイのコストを考える
タイで30日間のロングステイをするケースを考えてみます。
この場合、エクストラコストをまず念頭に置くべきかと思います。
ここでいうエクストラコストは、日本の自宅にいればかからないコストです。
主要な項目は航空券代と宿泊代金です。
仮にこのコストを以下の通りと致します。
・日本⇔タイ往復航空券 50,000円
・宿泊代金 50,000円
そうしますと、1日当りのコストは
∴ 100,000円 ÷ 30 = 3,333円
となります。
一方、タイの物価は日本より安いことは間違いありません。
タイでは40~50バーツ (140円 ~ 175円)で外食できますし、
ビールもコンビニで320ml缶が39バーツ (137円)程度で買えます。
(注: 1バーツ = 3.5円程度)
しかし、タイの物価は安いと言っても、上記1日3,333円をひっくり返す程安くないです。
そもそも、私は日本で1日3,333円も使いませんのでひっくり返すのは不可能なのですが。
ロングステイのコスパの考え方
上記の考え方をまとめると以下のどちらが良いかという話です。
A:タイに行くと掛かった費用 100,000円 を使って生活をグレードアップする
B:タイに行ってロングステイをする
Aは例えば、1カ月間毎日3,000円程度の店で外食することもできます。
10万円もあれば、185円の缶ビールなら540本購入できますので、
1年間毎日晩酌できますね。
要は、1月10万円も余計に使えれば相当楽しいことができるのです。
Bのケースで想定しているのは1泊1,700円程度の安宿なので、
部屋にいるときは自宅よりも快適ではないケースがほとんどでしょう。
食費は安いけど、日本での自炊ほどで安くないのでは?
そう考えると、コスパの面でのロングステイ推奨は無理があるかもしれません。
今年の冬にロングステイをしなかった理由
最初の話 (セミリタイア後の海外移住をやめた理由 ① 日本での生活に不満はない)
の結論部分と重複する部分が大なのですが、
セミリタイアをした場合、日本での生活が荒んで退屈なもので
タイではバラ色の生活!というわけではありません。
セミリタイア生活は日本でもそれなりに楽しいものなのです。
そう考えれば、ロングステイ予算を日本での生活グレードアップに
使った方が良いかもしれないな~というお話です。
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