私が会社を辞めてセミリタイアする時、一応会社から慰留は受けました。
その時は辞める気満々だったので会社側の話に一切耳を傾けませんでしたが、
この時感じたのは、
「何だ、辞める気になって交渉すれば少しはこっちの話に耳を傾けたのか?」
というものでした。
敵(会社)はどうせ辞めっこないと思っているからこちらの話は一切聴こうとしないし、
今と同じ待遇なんて転職したらムリだろ!と思うから給与も上げません。
特に40歳を越えた社員に対する扱いはこんなものです。
要はこちらをなめているわけで、
実際に辞めると言って初めて焦るのです。
ただよくよく考えてみれば、
本当に部下が辞めてしまえば自分の部署の仕事は回らなくなるし、
部下が実際に辞めれば自分の評定も下がります(人によってはこれがデカいかも)。
そんなに自分の立場が下というわけでもないのです。
自分がセミリタイアへの迷いがまだある時期にこのことに気づいて、
実際に辞めても良いぐらいの気持ちで待遇改善や異動について交渉していれば、
状況は変わっていたような気がします。
もちろん、「じゃあ今すぐ辞めろ!」と言われたもしれませんし、
人なんて募集すればなんぼでも来ると思っているアナクロな人(これも結構多い)なら、
そもそも聞く耳を持たないでしょうから細心の注意は必要ですが。
本当に部下が辞めてしまえば自分の部署の仕事は回らなくなるし、
部下が実際に辞めれば自分の評定も下がります(人によってはこれがデカいかも)。
そんなに自分の立場が下というわけでもないのです。
自分がセミリタイアへの迷いがまだある時期にこのことに気づいて、
実際に辞めても良いぐらいの気持ちで待遇改善や異動について交渉していれば、
状況は変わっていたような気がします。
もちろん、「じゃあ今すぐ辞めろ!」と言われたもしれませんし、
人なんて募集すればなんぼでも来ると思っているアナクロな人(これも結構多い)なら、
そもそも聞く耳を持たないでしょうから細心の注意は必要ですが。
不満を言わなくて良かったかもしれない
それではもっと前に自分の扱いに文句を言っていれば良かったと思っているのか?
と言えば、そういうわけではありません。
仮に文句を言ってそれなりのポジションに異動できたとしたら
今頃セミリタイアなんかしないで、まだどこかの部署で働いていたと思いますが、
それが今のセミリタイア生活より充実していたとはとても思えないからです。
そしてここが一番重要なのですが、
文句まで言って異動した部署がやっぱり気に食わないので辞めます!
文句まで言って異動した部署がやっぱり気に食わないので辞めます!
なんてのはチキンな私にはなかなか言えるものではありません。
誰が見ても冷や飯食いだからこそ、
何の躊躇もなく辞められるという部分もあるわけですね。
従いまして、私はあの時文句を言わないで正解だったのかな~
なんてことを思うわけですが、
本当は会社を辞めたくないという気持ちが強い人であれば
正式に文句を言うのも一計だとは思います。
逆に言えば、本当に会社を辞めてセミリタイアをしたいならば、
とりあえず辞めるまでは文句も言わずに我慢するのも
そんなに悪い作戦ではないような気がします。
正式に文句を言うのも一計だとは思います。
逆に言えば、本当に会社を辞めてセミリタイアをしたいならば、
とりあえず辞めるまでは文句も言わずに我慢するのも
そんなに悪い作戦ではないような気がします。
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>本当は会社を辞めたくないという気持ちが強い人であれば正式に文句を言うのも一計だとは思います。
返信削除どうでしょうか。会社から見て別にどうでもよい人(ほとんどの人がそうです)が退職をかけて文句を言ってきたら「ハイどうぞ、おやめください」と言われるだけではないでしょうか。
自分で思うほどは会社では重要視されていないでしょう。
ご指摘の通り「ハイどうぞ、おやめください」と言われる確率は高いです。
削除実際に全く遺留をされずに辞めた方のが多いです。
しかしながら、同等の能力の人材を確保するのが困難で、
単純に一人辞めたら仕事が回らなくなる状況等々、
場合によってはある程度の待遇改善を勝ち取れる可能性はあるかと思います。
このまま同じ仕事ならどうせ辞めるけど、他で多少なりともやりたい仕事があるケースならばダメ元で言ってみるのもありかと思います。
この場合「辞める気になって交渉」ですから「じゃあ辞めて下さい」と言われれば、その時は辞めれば良いということです。
>このまま同じ仕事ならどうせ辞めるけど、ダメ元で言ってみるのもありかと思います。
返信削除それはそう思います。ただ、辞める気満々ならすんなり?辞めたいかもしれません。言えば変わるならば、今までにもチャンスはあったでしょうから。
>本当は会社を辞めたくないという気持ちが強い人であれば
この場合はうかつにやめるとは言わないことです。辞めたくはないのに、退職をかけて文句を言うことの危険性はあります。