一日中TV見てる生活は働いているよりマシじゃないの?
"セミリタイアはしたいものの、会社を辞めてもやることがない!"
と呟いているのはネット上で良くに目にします。
「私はやることがないなんて何て素晴らしい事だろう!」
と素直に思うわけですが、世の中そうは思わない人が多いようです。
この問題を考える上では、多少極端なケースを
想定してみるのも悪くないかもしれません。
例えば、セミリタイア後の楽しみは「TVを見ることだけ!」に限定します。
その場合、セミリタイア生活は以下のメリット・ディメリットが発生します。
〇 毎朝早起きする必要なし
〇 通勤地獄とは無縁
〇 上司からの叱責なし
〇 長時間労働からの解放
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△ 仕事のやりがい・達成感等
△ 同僚との交流
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× 収入減 (経済的ディメリット)
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? 一日中TVを見る?
〇はセミリタイアに伴うメリットですから、
セミリタイア後の生活は一切関係ありません。
そもそもこれだけでセミリタイアの価値ありと思います。
△は人によるものです。
私にとってはここはマイナス値でしたね。
仕事のやりがいは0で苦痛のみ。
同僚とのプライベートな交流は全くなかったですし。
ただし、セミリタイアを迷われている方の文章を読むと、
ここらに未だ未練が残っている人が多いような気がいたします。
×は会社員を止める最大のディメリットであることに異論はないでしょう。
副業やバイトでどれだけ穴を埋められるかがポイントかもしれません。
潤沢な資産を持っている人はその必要はないでしょうが。
実はこの時点で既にセミリタイアをするべきか否かの判断はできます。
経済的な条件をクリアしているという前提で、
〇 + △ + × > 0 ならばセミリタイア
〇 + △ + × < 0 ならばサラリーマン継続
基本的にこれで良いのではないでしょうか?
TVを見るのは罰ゲームか?
基本的にはセミリタイア後の事なんか後で考えれば良いと思います。
あの嵐の大野智さんでさえ
" 具体的に何がしたいかは決まっていない。
この世界を一度離れて、見たことのない景色を見てみたかった。"
とおっしゃて、活動休止を発表されているのです。
会社を一度離れてみたいという考えもありだと思います。
ただ、スーパーアイドルと庶民ととでは感覚も違うし、
おそらく持っているお金も相当違うでしょう。
なので、サラリーマンでもハードルが極端に低いケースを考えれば良いのです。
例えば、セミリタイア後の楽しみは
「TVを見るだけ!」
と過程してみるのはいかがでしょうか?
TVはつまらなくなったと言われますが、
TVを見るのは苦痛でしょうか?
少なくとも苦痛ではないと思いますし、
別に見たくなければ見なければ良いのです。
私はあのままサラリーマン生活を続けるくらいならば、
ずっと家でTVを見る生活をチョイスしていましたね。
現実のセミリタイア生活はTVを見るだけよりは充実していますし、
サラリーマン時代には想定しなかった楽しみもあります。
逆に想定外の苦痛はないかな?
なので、会社を辞めてからどうしよう?なにしよう?
はあまり考えなくて良い気がしますね。
自分が注意するべきと考える唯一の点は、
会社を辞めた後に
" やっぱり仕事しているときが一番充実してた!"
" 何て私は恵まれた職場環境にいたんだ!"
なんてことを考える可能性がある人は要注意だということ。
一旦セミリタイアなんかしたら同じ環境に戻るのは至難の業ですからね。
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