終活を考えるのは60歳過ぎでいいのでは?
先般もご紹介したもっと知りたい!定年の楽しみ方
という本には終活については以下のようにまとめられています。
「終活」とは2009年に週刊誌で初めて用いられ
2012年新語・流行語大賞でトップテンに選出された言葉で、
人生の終わりをより良いものにするために事前に準備をすることを意味し、
自分の葬式やお墓を考え、財産相続の計画等の身辺整理をし、
残された家族に迷惑をかけずに安心して余生を過ごしたいという考えです。
(p148)
本書は定年者向けの本であり、確かに60歳を過ぎたら
終活についてボチボチ考えるのも必要かと思います。
一方、40歳で終活を考えるのはどうか?
個人的な意見ではそれはちょっと早いかな?と思います。
ただし、終活の前段階として、「人生でやり残したこと」
を整理する作業はやっておいた方が良いのでは?と思います。
40歳を過ぎたらやりたいことを整理する
本格的にセミリタイアを考え始めた40歳頃に最初に考えたのは、
この仕事を続けたまま60歳とかになったら100%後悔する!
と言うものでした。
40歳くらいになれば、会社の中での立ち位置もわかってくるので、
おおよその方向性が見えてきます。
ここから仕事内容なりポジションが大幅に改善する見込みは全くありません。
(それから10年程度働きましたが、結果は想像よりひどい扱いでした。)
一方、人生でやり残したことはあるか?
実際に紙に書き出してみると思いのほか多いことに気付きます。
行ってみたい旅行先、読みたくても読んでない本、
語学の習得、肉体改造 etc...
ではそれをすべて実行するのは65歳からでも間に合うか?
自分の場合で答えはNO!でした。
即ち、自分が定年までこのまま働くということは、
① やりたくない仕事を20年以上も続けたという後悔
② やりたいことができなかった後悔
③ やりたいことの多くが残りの人生できないであろう後悔
という後悔のトリプルパンチを食らうということだな、
と考えました。
とは言っても、先立つものがなければ
仕事を辞めるわけにもいかないのも事実です。
その準備にある程度の時間は必要ですが、
この時間は正直しんどかったですね。
やはり早めの準備は大切ですね。
あと10年早くセミリタイアを本格的に考えていれば!
とセミリタイアへのスタートが遅れたことだけは
ちょっと後悔しています。
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