2018年3月27日火曜日

セミリタイア理由 ~ 会社がイヤ or 働くのイヤ ~

セミリタイアの理由は会社が嫌だからなのか
働くの嫌だからなのか?

セミリタイア系ブログを読んでいると
「仕事が嫌で会社を辞めた」
という方々が多数であることに気が付きます。

これを一歩掘り下げてみますと2つの類型があるのでは?
と思います。

① 会社が嫌だからセミリタイア (仕事そのものは嫌いでない)

② 働くの嫌だからセミリタイア (会社ももちろん嫌いだが仕事も嫌い)

①と②の大きな違いは、①は「環境さえ整えば仕事に復帰してもよい」と考え、
②は「何があっても仕事はしたくない」と考えることかと思います。

自分は基本的に①のタイプではありますが、
自分が考える「環境が整えば」という会社は日本にはないと思い、
セミリタイアを決意したという部分はあります。

ヒントとなるのは海外関連会社の労働環境でした。
自分が見てきた海外(米国・欧州)の職場の環境で
良いと思ったのは以下の通りです。

① 職場が近い (徒歩・自転車か車での通勤) 
② ホワイトカラーは個室あり
③ 労働時間はフレキシブル (朝7時に来て午後3時に帰るなどもあり)
④ 有給休暇の取得は確実

①は日本でも地方ならば十分ありえるかと思います。
ただし、東京ではほぼ無理。

②は日本では役員にでもならない限り無理。
個室をよこせとまでは行かなくても、
勉強机みたいなデスクをきっちり詰め込んで、
課長なり部長が常ににらみをきかせる日本式環境は息がつまります。

私見ではありますが、職場の人間関係が問題になる原因の一つは、
あの窮屈な職場環境にあると思います。
常に誰かに監視されている状況で、
また、上司にいつ呼ばれるかもわからない環境だと
落ち着く暇もないし、ギスギスした雰囲気になるのもやむを得ません。

③はフレックスがあるじゃないか?という人がいますが、
フレックスが自由に取れる会社はあまり聞きません。
病院と子供の入学式・卒業式くらいしか取れないのが関の山です。

④は自分にとって致命的な差です。
あり得ない話ですが、欧州並に夏休みが3週間確実にとれれば、
自分はセミリタイアを目指さなかった可能性が高いです。

日本国内で①~④の条件で自分を雇う会社があるか?
まあ、あるわけはありませんね。

せめて残業0、休日出勤0、有給完全消化だけでも保証してくれたらね、
と思いますが、それすら無理でしょうね。

そんなわけで、自分は働きたくないわけではありませんが、
職場に復帰することはないと思います。

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