2018年3月24日土曜日

もしも「セミリタイア」を知らなかったら今頃何をしていただろう?

「セミリタイア」に救われた人生

自分は「セミリタイア」という概念に出会えて救われたと思っています。
少なくともサラリーマン生活の後半の10年間は、
セミリタイアを目指していたからこそ、
つらく、面白みの全くない生活に耐えられたのだと思います。

会社を辞める際には、辞めてから何をするということは特別言わなかったので、
「実は転職先が既に決まっているのに言いたくないから言わない」
などと一部の人からは勘繰られていました。

この発言の意味することで重要なのは、
こう決めつけていた先輩社員の頭の中には
「セミリタイア」という概念が全くないことを意味しています。
薄々、セミリタイアすることを感づいていた鋭い女子社員に比べると
視野が狭いと言わざるを得ませんね。

しかしながら、これは無理もないことだと思います。
実際に自分の周りにもセミリタイアしている人間はいませんし、
したいと言っている人間もいません。
60歳ないし65歳までは働くのが当然!と多くの方が考えているわけで、
社会もこれを前提に回っている部分があるのは否めません。

セミリタイアを知らなかったら?

それでは自分がセミリタイアという考えに出会えなかったらどうしていたか?
これは中々難しい問題ですが、オプションは限られていたかな?と思います。

① 転職する

40歳を過ぎてからの転職は大変です。
時折暇つぶし的に転職サイトをチェックした時期もありますが、
95%以上の案件では給与面など条件は下がります。
100%の確率で良い人しかいない職場ならば
給料なんて多少下がってもいいですが、
実際はそんなわけはありません。
給料下がって、前よりひどい職場だったら目も当てられません。

② フリーランスへ転身

自分が通訳案内士の資格を取得したのは、
フリーランスを睨んでという部分が少しだけあります。
しかしながら、通訳案内士に限らず、
フリーランスで活躍するのは大変だと思います。

体験談など読んでいて、「自営業の成功のキーポイントは営業力です!」
なんて書いてあると、営業が嫌で転職した自分にはそれだけで心が折れそうです。
自分には相当高いハードルと感じました。

③ 同じ会社で働き続ける

確実につまらない、下っ端な人生を歩んでいたことだけは間違いないですね。
セミリタイアを別にしても会社には見切りをつけていたので、
結局 ①の転職するというオプションを選んでいたかな?とは思います。

そう考えると、セミリタイアという考えに思い至らなかったら、
どこかでまだサラリーマンをやっている確率が高いのだと思います。

セミリタイアが自分にとって上記のオプションより遥かに良い
ということは間違いないのですが、
「会社を早めに辞めて、最低限の労働だけする」
という考え方にたどり着くか否かだけで人生が大きく変わるんだな!
と改めて思います。

前述の先輩社員などは転職すら考えたことがないそうですから、
文句を言いながらも定年まで働くんでしょうね。

今思えば、「セミリタイア」という概念を知っているだけでも、
セミリタイアへの一歩を踏み出していたということですかね。
この差は圧倒的に大きかったと思います。

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