2018年3月11日日曜日

「読書が役立つのは30代まで」について

94歳が断言"読書が役立つのは30代まで"

思考の整理学 』のでお馴染みの外山滋比古さんの記事
94歳が断言"読書が役立つのは30代まで"
を読みました。
御年94歳で現役とは流石ですね。

著者の言う
「40歳を過ぎたら本に頼らず、自分で考える」
と言うご意見は考えさせられる部分もありますが、
若い頃常識だった知識もどんどん陳腐化していく時代だし、
やっぱり読書は重要かと思います。

自分の頭だけで考えるのも限界があるのでは?と思ったら
「中高年になると世界が狭くなってくるから、
新しい知的な刺激を与え合うような仲間が必要ですね。」
と回答されていますが、これこそハードルが高いかな?と思います。

・本を読んだだけで勉強した気になるな!
・本の内容を鵜吞みにするな!

と勝手に曲解すれば納得のいくものになるかな?と思いますが。

いずれにしましても、自分にとってのセミリタイア後の読書は
「読みたいから読む」というスタイルです。
役に立つから読書するという発想は今はないな~という感じですね。

会社員に対するご指摘はごもっとも!

一方会社員に対するご指摘は

そもそもサラリーマンという仕事がおかしいのです。
毎月の収入はある程度確保されている。
でも税金をいくら払っているかは会社まかせだからよく知らない。
こういう呑気な生き方というのは普通じゃないです。
要するに、資本に使われている下働きですよ。
会社員なんて自由もないし、たいした喜びもない。
にもかかわらず、みんながそうだから、大丈夫だと思っている。
(出典: http://president.jp/articles/-/24556?page=2)

なるほどごもっともなご意見です。
私も会社を辞めて初めて確定申告をやった口なので、
ちょっとタイムリーに実感している部分もありますね。
ただし、今のご時世、多くの人が「大丈夫」だなんて
思ってはいないでしょうけど。

本記事の内容には同意できない部分も多いのですが、
考えるヒントになる内容は多かったです。
それにしても『思考の整理学 』が出版されたのは1983年とのこと。
当時の自分はまだ10代!久しぶりに懐かしいお名前を拝見しましたね。

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2 件のコメント:

  1. 随想なんかはそうかもしれないですね
    人の考えとか知りたいならブログや掲示板読むので十分というか

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  2. 掲示板はタイムリーに色々な人の考えがわかって重宝しますね。
    生の声や本音なら本よりブログかもしれません。

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