80歳定年宣言！

80歳まで働ける！

セミリタイアとは逆行する新聞記事を見つけましたのでご紹介です。

運送業の東札幌日通輸送（札幌）は３０日、
６５歳でいったん退職金を受け取った社員を全員再雇用し、
８０歳まで正社員として働くことができる雇用制度に移行すると発表した。
人手不足に対応するとともに、年金制度の行き詰まりなど将来が不安視される中、
社員に６５歳以降も安心して生活してもらう狙いがある。
(北海道新聞より引用: https://www.hokkaido-np.co.jp/article/148339)

一瞬、80歳でトラックを運転するのか？と思いましたが、
職種は営業職が事務職とのことで、
この会社では運送業務は関連会社に委託しているそうです。

定年延長の流れは続くか？

やはり世間の流れは定年延長・生涯現役でしょうね。
年金受給開始年齢の引き上げといったところは、
遠からず実現する可能性が高そうです。

ただし、個人のライフスタイルとして、
生涯現役でいいのか？ということは考える必要があるかと思います。

私が就職した1990年代では、60歳で退職金を貰って、
その後は悠々自適という人が結構いました。
あえて悪い言葉で言えば、将来のことは何も考えなくても、
普通に働いていれば、60歳過ぎには楽しい人生が待っていたと言えます。

ただ今後は、自分で仕事の引き際を考えないと
いつまでも働くということになりそうです。

社会の風潮が「生涯現役が素晴らしい！」というのも追い風？
になってるのかな？と思います。

定年は自分で決める時代に突入か？

「生涯現役」でも、本人が良ければそれで良いのは言うまでもありません。
ただし、仕事以外にやりたいことはないのか？
と言ったことを真剣に考えていかないと、
ずるずると生涯現役にさせられそうです。

Negative思考の私なんかは、70歳で働いていて、
50歳くらいの若造にエラソーに指図をされる、
なんていう絵をすぐ想像してしまいます。
そういうあまり想像したくもない「生涯現役」
があることも考慮に入れる必要ありでしょうね。

今後は、「60歳でセミリタイア」とか「65歳でセミリタイア」
なんて言う人が出てくる時代かもしれませんね。

生涯現役時代は、仕事をいつ辞めるかを自分で決める時代でもあります。
そこらへんを突き詰めていくと、逆に40代、50代でセミリタイアする、
という考えに至る人も意外と増えてくるのかもしれない、
と個人的には少し思います。


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