2017年12月9日土曜日

サラリーマン生活の延長線上にゴールはあるか?

ブラック企業は論外だが。。。

私がセミリタイアを決断する際にとった思考法の一つが

サラリーマン生活の延長線上にゴールはあるか?

というものです。

勤務先がブラック企業の場合は論外で、
できるだけ早く脱出したほうがいいのは当然ですが、
では「ホワイト企業」とされている理想的な職場だったら
幸せな生活が待っているのか?
という問題設定をしてみました。

理想的なサラリーマン生活でも嫌か?

極限まで理想的なサラリーマン生活を設定したとしても、
以下の義務は残るかと思います。

・労働時間は9:00 ~ 17:00、通勤時間を考慮すると
 拘束時間は8:00 ~ 18:00
・有給休暇はせいぜい年間20日間程度
・仕事は会社の命令に従う (自分の好き勝手はできない)

仮に、上司は尊敬できる人格者で、
会社の飲み会・懇親会・社内旅行などはゼロ、
という(ありえない)設定をしたところで、
週に5日間は10時間の拘束を受けます。
有給休暇は連続取得は1週間がいいところです。

この生活で自分の理想とする生活が送れるか?
と考えた場合に、

・いいじゃないか! ⇒ 理想のサラリーマン生活を追求

・それでも嫌だ!もっと時間が欲しい ⇒ セミリタイアへ

と言った考えが成り立つのではないか?と思いました。

実際にそんな素晴らしい会社はないけど

私は理想の職場を求めて2度の転職をしたわけですが、
実際の会社生活は理想とは程遠いものでした。
「仮に」理想の職場に出合ったところで、
やはりサラリーマン生活はそんないいものではないのでは?
という結論がセミリタイアを後押ししました。

セミリタイアしてみて、実際に使える時間は想像以上だったので、
今のところ、セミリタイアという判断は間違っていなかった、
と感じているところです。

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