株主優待で食費が0円になる?
セミリタイア系のブログというより、
投資系、特に株主優待系ブログで見られる表現として、
「株主優待で食費0円を達成!」
みたいな表現があります。
確かに、ある月の食費をすべて株主優待品で賄えれば、
現金支出は0円となるでしょうが、
これを食費0円と言ってよいのか?
というのは議論の余地があるかと思います。
経理上の正しい考えは?
株主優待品の正しい経理処理ですが、
一旦雑所得として計上し、
その優待品を消費した時に経費として計上ではないかと思います。
なので、「株主優待で食費0円を達成!」というのは厳密に言うと、
例えば、「今月の食費は3万円でしたがすべて株主優待品で賄ったので、
食費の現金支出は0円、実質的には無料でした!」という感じになるかと思います。
株主優待長者の存在を頭に入れる
実際にブログ上で随分と食費を安く抑えていると思ったら、
株主優待銘柄を多数保有しているというケースもあります。
同じ食費が月1万円と言っても、
リアルに質素倹約に勤めている方もいれば、
月数万円相当の株主優待品を食費に含めていない人もいるわけで、
この辺りは読み手として注意した方が良い気もしますね。
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そうですわよね。その株主優待を得る為にいくら投資しているんだい?の視点が抜けたまま食費0だ!と単純に喜んでいるのはただの楽しみと思います。ラーメン屋さんの株主優待でただでしたー!と盛り上がるのはそれとして、投資額に対して1杯いくらになるんだい?なパターンも。そもそもラーメンで生きていけないでしょ?です。
返信削除株主優待を得る為の投資元本まで計算すると、実質もっと高い買物になっている可能性もありますね。無料とは程遠いかもしれません。
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