セミリタイア生活者の食費
セミリタイア系ブログでは、結構な数の人が生活費を報告しています。
実際にセミリタイア生活をしている人が、
どの程度の支出生活をおくっているのか?
特に食費については気になる人が多いかと思われます。
食費について、理論的にこのくらいの金額で納まるという計算結果ではなく、
実際このくらいの支出金額で十分満足である、というのを知ることは、
これからセミリタイアを目指している人には大いに参考になるかと思います。
私も色々な方の生活費を見てきましたが、
以下の2点については、情報の受け手として気を付ける必要があるかと思います。
① 食費は食材を買った時点で計上している
② 人によって異なる「食費」の範囲
まずは、①の「ストック食料品の食費への計上」についてです。
食費は食材を買ったときに計上
ほとんどの人が、食費というのは食材を購入し、
代金を支払った時点で食費を計上しています。
そんなの当たり前じゃないか?
と思われるかもしれませんが、
食費計上を企業会計になぞらえると当たり前でもないかと思います。
工場の原価計算においては、
原材料を購入した際は一旦在庫に計上して、
使った分だけを原価に計上します。
この方式を食費の計算にも取り入れれば、
例えば、食材をまとめ買いした月に食費が爆上がりすることもなく、
単純に食料品の貯蔵というストックが積みあがるだけとなります。
食費は実際に食べた分だけ経費を計上すれば良いということになります。
食費が月毎に大きく上下する際には注意
もちろん、個人の食費を計算するために、
こんな面倒くさいことをする人もいないでしょうし、
したことによるメリットもほぼないかと思われます。
ただ、極端なケースとして、
「今月は食費が0円でした。
なぜなら先月に3ヵ月分の食材をまとめ買いしたからです」
みたいな場合では、単月で食費を見た場合、
かなり不自然な話となってしまいます。
まあ、普通の人の場合はこんなことを気にする必要はないのですが、
セミリタイア生活を過ごしている方には、
かなりのまとめ買いをする方もたまにいらっしゃるので、
読み手としては、ちょっと気にした方が良いケースもあるのでは?と思います。
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昭和の家庭科の授業では、たぶん中学2年の単元で、栄養面をとらえた調理実習に絡め、予算立てや原価計算をやっていました。管理栄養士のまねごとみたいな感じです。仕入れた時ではなくて、消費時の費用で考えていましたね。買った段階ではおっしゃるとおりの在庫です。結論としては、1食いくらの計算を厳密にしているうちは、生活ではないということと思います。
返信削除まあ通常は細かいことは気にせず、セミリタイア生活特有のまとめ買いの時だけ注意すれば良いかと思います。
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