自分のやりたいことだけやっていきたい
日本エレキテル連合の中野聡子さんは子宮体がんを患った経験から、
以下のような心境に至ったそうです。
"命には限りがあるんだと気づいたとき、残された人生を自分のやりたいことだけやっていきたいと思ったんです。たかが私たちごときの存在が、やりたいことだけやったところで世の中の誰にも迷惑かけないなと。 (引用元) " [日本エレキテル連合 中野聡子さん]子宮体がんがわかったのは相方のおかげ 告知後に躁状態になったわけ…喪失感はありません"
大病を患ったわけでもない私が共感したなどと言うのもおこがましいですが、
この言葉を聞いてFIREという選択肢を選んだことの意味を改めて考えてみました。
「自分のやりたくないことは一切やらない」
「自分のやりたいことだけやっていきたい」という意味ですが、
この言葉が意味することでとても重要なのは、
「自分のやりたくないことは一切やらない」
という意味が内包されていることです。
私は希望の部署に行けなかったので退職したとこれまで述べてきましたが、
仮に希望の部署に行けたとて、自分のやりたくないことを一切しなくてよい!
という状況になることはありえないです。
サラリーマンである以上、どうでも良い会議で多大な時間を取られたり、
断れない飲み会があったりするわけです。
仮に自分の望む仕事ができたとしても、
それ以上の時間を嫌な仕事に費やさなければいけない...となれば、
「自分のやりたいことだけやっていきたい」
とは程遠い状況になります。
やりたいことだけやれるサラリーマンはほぼ皆無
サラリーマン時代の私の考えでは、
メインの仕事が自分の好きなものであれば、
その他の嫌な仕事が色々あったところで、
全体として仕事に対して満足感を得られると思っていたのですが、
FIRE生活を堪能してしまった今となっては、
それはちょっと違うかもしれない...
思うようになりました。
まあ、サラリーマンの場合、上司とそりが合わないだけで、
やりたい仕事もあっという間にやりたくない仕事に変わりますので、
サラリーマンでやりたいことだけやっている人なんてほぼいないでしょうね。
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通勤がえらくシンドイ時も、やりたくないに軸足が入りますし、
返信削除そのうち暮らしにまでシンドイが浸食してきたり。まだ「実はシンドイ」と訴えられる関係性が保たれているうちは良いのですが、最近はどこで表出するかも難しいですしね。FIREの自由はまさに放たれる感じです。
通勤だけで苦痛でしたね。確かにこの辺まで含めると、やりたくないの範囲は更に広くなります。
削除充実は、生活の足下にあるということですわよね。会社に暮らし全般が支配されていると、どうしても見失いがちな部分と思います。
返信削除会社側としては、私生活も含めて支配しているという感覚があったと思います。ただ、これは到底受け入れられるものではありません。
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