2024年3月17日日曜日

静かな退職について ③ 静かな退職とサイドFIREの比較

静かな退職とサイドFIREの比較


「静かな退職」と聞いてもう一つ思いついたのが、
ある程度の労働が必要なのが前提という観点から見ると、
サイドFIREと似ている部分があるかな?というものです。

この辺りについて、私のイメージを下記のようにまとめてみました。
サイドFIRE静かな退職
雇用形態バイト・副業正社員
やりがい無~有
拘束時間短~中中~長
資産ある程度必要無でも可
報酬小~中中~多
責任小~中小~大
ただ、項目毎に見て行きますと、
異なる点は思ったよりも多い感じは致します。

サイドFIREのが向いている人


「静かなる退職」をする方は、
必要最小限の仕事しかしないくらいですから、
仕事のやりがいというのは皆無だと思われます。

一方サイドFIREの場合、純粋にお金が足りなくて嫌々働く人もいますが、
自分の自由時間を十分確保したうえで、
自分の好きな仕事をする、あるいは、社会との接点を保つ上で仕事をする、
そういう方も多々いらっしゃいます。

こういったタイプのサイドFIREであれば、
仕事にそれなりの充実感を見出せるという点において、
静かな退職をされる方より優位性があるのでは?と思いました。

静かな退職の難易度は実は高い


静かな退職というのは、正社員に留まるということで、
ある程度の報酬が確保されているのが強みかと思います。

従って、資産を貯める為の倹約生活も必要ではなく、
自分が思い立った日からスタートできるのも強みに思えます。

しかしながら、労働者本人がいくら必要最小限の仕事しかしないと思っても、
仕事の量がそもそも多すぎて残業を強いられるとか、
パワハラ上司がいるとかであれば、
静かな退職どころの話ではありません。

まあ、会社自体はホワイト化する傾向にはありますから、
「静かな退職」が可能な職場というのは、
今後増加する傾向はあるのでしょうが、
静かな退職で余裕を持った生活が過ごせる職場...
今の日本社会にどのくらい存在するでしょうか?

この辺りを考えますと、
充実した生活を過ごせる確率論で言ったら、
サイドFIREの方がまだ難易度が低いのかな?
と思ってしまいますね。

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