静かな退職とサイドFIREの比較
「静かな退職」と聞いてもう一つ思いついたのが、
ある程度の労働が必要なのが前提という観点から見ると、
サイドFIREと似ている部分があるかな?というものです。
この辺りについて、私のイメージを下記のようにまとめてみました。
ただ、項目毎に見て行きますと、
異なる点は思ったよりも多い感じは致します。
サイドFIREのが向いている人
「静かなる退職」をする方は、
必要最小限の仕事しかしないくらいですから、
仕事のやりがいというのは皆無だと思われます。
一方サイドFIREの場合、純粋にお金が足りなくて嫌々働く人もいますが、
自分の自由時間を十分確保したうえで、
自分の好きな仕事をする、あるいは、社会との接点を保つ上で仕事をする、
そういう方も多々いらっしゃいます。
こういったタイプのサイドFIREであれば、
仕事にそれなりの充実感を見出せるという点において、
静かな退職をされる方より優位性があるのでは?と思いました。
静かな退職の難易度は実は高い
静かな退職というのは、正社員に留まるということで、
ある程度の報酬が確保されているのが強みかと思います。
従って、資産を貯める為の倹約生活も必要ではなく、
自分が思い立った日からスタートできるのも強みに思えます。
しかしながら、労働者本人がいくら必要最小限の仕事しかしないと思っても、
仕事の量がそもそも多すぎて残業を強いられるとか、
パワハラ上司がいるとかであれば、
静かな退職どころの話ではありません。
まあ、会社自体はホワイト化する傾向にはありますから、
「静かな退職」が可能な職場というのは、
今後増加する傾向はあるのでしょうが、
静かな退職で余裕を持った生活が過ごせる職場...
今の日本社会にどのくらい存在するでしょうか?
この辺りを考えますと、
充実した生活を過ごせる確率論で言ったら、
サイドFIREの方がまだ難易度が低いのかな?
と思ってしまいますね。
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