2023年7月9日日曜日

典型的なFIRE民の声は聞こえない?

影響力の大きいFIRE達成者の声


FIREの世界にも書籍を出版したりマスコミで意見を言うなど、
積極的な活動をされている方がいらっしゃいます。

こういった方に対し、少しもretire earlyしていないじゃないか?
という批判が投げかけられることもありますが、
経済的に自立しているのは確かだし、
お金の為に気に入らない仕事をしなくて良いのも確かで、
好きなことだけやっているのだから、
それは別に文句を言われる話でもないとは思います。

ただ、これらの影響力が大きいFIRE達成者というのが、
典型的なFIRE民なのかというと、
それはちょっと違うのではないか?
と思います。

少なくとも、私なんかとは随分考えが違うな~と思うところが大です。

典型的なFIRE民とは?


私が勝手に思い描く典型的なFIRE民の姿というのは、
金融市場の相場に一喜一憂することなく、
趣味に軽く没頭しつつ、
日々淡々とストレスなく過ごしているといった感じです。

ただ、これが本当に「典型的」なのかというのは、
わかりませんね。

こういった人は声を発することは少ないでしょうから、
実際にどのくらいの方がこういった生活をしているのか?
実数は掴みにくいのではないかと思います。

ただ、FIRE後も積極的に投資活動に勤しみ資産を増やし、
世の不幸なサラリーマンを救うべく、
積極的にFIREに関する情報発信をする人より数は多そうです。

インタビュー記事という手法はありかも?


ちなみに、30代の時に私が読んだ本で、
今でも印象に残っているものがあります。

それは、新入社員から会社の寮に入って節約し投資に励み、
40代で億単位の資産を築いて東南アジア某所に移住した人の話です。

似たような話は結構聞いたことがあるような気がしますが、
決定的に異なる点があります。

それは、この人が自分で今で言うところのFIREを達成したことを、
自分で発信したくて発信しているのではなく、
ライターがこういう人の話が聞きたい!
といって、色々なつてでこの人を探し出し、
インタビューに漕ぎつけたということです。

私が今聞いてみたい情報というのも、
TwitterもブログもYouTubeもやらない、
恐らくは典型的ともいえるFIRE民の本音みたいなものです。

こういった人達の過ごしている日常というのが、
影響力の大きいFIRE達成者とどう異なるか?
この辺から見えてくるものも結構あるのではないか?

私は肩ひじ張らずにナチュラルに生きて行くヒントのようなものが見えてくる、
そんな気が致します。

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4 件のコメント:

  1. そりゃほとんどのセミリタイアーは、社会になじめずにリタイアした人が多いのが現実だろうからさ。そんな志の高い人たちとは程遠い可能性が高いわな

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    1. 実際はご指摘の通りですが、FIREに興味があまりない人から見ると、志の高い人の声しか聞こえないかも?なんていう疑問がちょっと湧いてきました。

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  2. 志が高いもなにも、ですわよ。きっと。単なる投資好きとか、東南アジア旅ライフ好きとかは、会社員は辞めたけれどもねというライフスタイル=自営業に極めて近いと思います。シンプルゆったりFIRE組の暮らしは、定年退職後そこそこ投資もしているけれど振り回されてもおらず、好きなよーに暮らしているという感じの方に近いのかと思います。

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    1. インフルエンサー度合いが高くなるほど、自営業と何が違うのか疑問が出てくるのは確かです。個人的には、あまり真似したくないかな?という感じです。

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