2023年7月13日木曜日

私の会社観 ③ 会社員に見切りをつけるタイミング

何歳で会社員に見切りをつけるか?


私の会社に対するスタンスをまとめますと、

・サラリーマンとして幸福な人生を歩む道もある
・会社に不満がある場合、まずは転職を考えてみる

と言ったところになります。

しかしながら、転職をしたら人生好転するのか?
と言われれば必ずしもそうではありません。

現実問題として、私は転職先でも理想の仕事内容・職場環境とは大きく異なり、
結果的には早期退職をして、セミリタイア生活へ活路を見出しました。

それでは、どのタイミングで会社員に見切りをつけるべきか?
この辺りについて、経験も踏まえてまとめてみたいと思います。

35歳 & 転職は2回まで


今現在、日本のサラリーマンの転職事情がどうなっているのか?
私はウォッチをしておりませんが、
私のサラリーマン時代にまことしやかに言われていたのは、
転職できる限界というのは35歳まで、
しかも転職回数は2回までというものです。

超絶優秀な人だったり、慢性人出不足の業界だったら、
このような限界は存在しないと思いますが、
一般のサラリーマンでしたら、中らずと雖も遠からずじゃないでしょうか?

私自身、この説に従って、30歳前半で2回目の転職をしたときは、
この会社がダメだったら、日本でのサラリーマン以外の道を考えよう...
そんな風に考えました。

実際に私は3社でサラリーマンを経験したわけですが、
最後の会社で働いていた時は、
次の会社にいったら今より環境がよくなる、
そんなことは全く思わないようになりました。

なので、転職に活路を見出すのは35歳まで!
というのが、自分の実力も加味しての考えでした。

転職というオプションが使えなければ...


転職というオプションが使えないとすると、
とりあえずは今いる会社で頑張っていくということになります。

となると、自分のサラリーマンとしての未来が好転するか否か?
この辺りは会社によって違うと思いますので、
個別の判断になるかと思います。

私の場合は、30代後半の時点で、
今後、職場環境が好転するとか、
自分の希望する部署への異動が叶うことはなさそうだ...という雰囲気になり、
早期退職が自分にとってのメインシナリオとなりました。

その後、事態は想定以上に悪化し続け、
完全に会社を見切りをつけたのは40代半ば頃となります。

ただこの頃には、セミリタイアの準備はかなり整っていたので、
嫌になったら会社はいつでも辞めてやるくらいの気持ちでした。

結果から見ると決断は遅すぎだが...


結果からみると、セミリタイアへの決断は遅すぎた、
もっと早くセミリタイアできたのでは?
と言われれば、その通りという部分はあります。

ただ、サラリーマンとしてやるべきことはやり切った感じがあるのと、
もう少し長く働いていれば希望が叶ったかも?
なんてことは欠片も考えられない状況で会社を辞めたというのは、
それなりによかったんじゃないかとは思いますね。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ

2 件のコメント:

  1. 結果的に、サイコーのタイミングでFIREに入られたと思います。正にすべてに時がある。とわかります。理系・技術系サラリーマンの中には、40代でいつの間にか5回目くらいの転職をされていたケースなど散見されますが、もう人それぞれですし、チョイスは、どこでどう暮らしているかにもよりますよね。

    返信削除
    返信
    1. 後悔のないと言う意味では、最高のタイミングで辞めたのかな?という気持ちはあります。40代以降で転職できる人はそれなりの資格があったりするので、なかなか真似できないケースが多いと思います。

      削除