2023年7月20日木曜日

お偉方の視察は迷惑? ~ 岸田首相の大雨被災地訪問計画で思い出した会社員時代の嫌な思い出 ~

岸田首相が九州の大雨被災地を訪問


岸田首相が九州の大雨被災地を訪問するそうです。

ヤフコメなどを見ていますと、
これに対して否定的な意見が相次いでいます。

外国に対しては気前よくお金を使うのに、
国内では増税の嵐を計画しているうえに、
国内被災者に対しては冷淡なのだから、
当然の批判と思います。

ただ、ご本人は、わざわざ総理大臣が行くのだから、
現地の人は喜んでくれるだろう、
ぐらいに考えている可能性はあります。

面倒なアテンド業務


こういったニュースやコメントを見て、
私はサラリーマン時代の嫌~な思い出が蘇ってきました。
それは、社長や役員の現地視察に関わる仕事です。

社長や役員が地方や海外の工場や事務所を訪問するとなれば、
移動・ホテル・食事の手配に加えて、
現地従業員との事前打ち合わせなど、
面倒な仕事が大量に増えます。

また、面倒くさい人になりますと、
ホテルの部屋に細かい注文を付けてきたり、
それを知らずに普通のホテルを予約したら激怒されたり、
非生産的な事で気を遣う必要もあります。

現地従業員としてお偉方を迎えた時などは、
土日を潰して観光地の下見にいかされたり(費用も自腹)、
碌な事がなかったですね。

社長や役員が現場視察に来てくれて嬉しいか?


しかしながら、社長や役員がわざわざ来てくれた!
と現地従業員の士気でも上がるなら良いですが、
9割以上の従業員にとってはどうでも良い話だというのが実感です。

ただ、これが出世の糸口になるかも?と思ってか、
現地トップなどが、これでもかとゴマをするものだから、
役員連中は視察が大成功だったみたいに錯覚するのでは?
というのが個人的意見です。

まあ、セミリタイアをしてからは、
こういった気を遣うことが一切なくなったので、
この点は非常に良かったということを実感しています。


にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

2 件のコメント:

  1. おえらちゃんがやってきて、同時にお金が落ちるならよろしいのですが、民間企業では何かと自腹?休日出勤?みたいなことになりがちですよね。役所の場合は、予算が落ちますので、かなり辛い準備があっても、ほんの少しは報われることもあります。在外の場合は、物品充足だったり。

    返信削除
    返信
    1. 民間企業では、お偉方を囲む食事会なんかは昔は会社負担、今は、個人負担が主流ですから、その面も本当に来てほしくないと思うでしょうね。

      削除