2023年3月21日火曜日

【お金に余裕あり = もっと早く辞めるべきだった】② 肯定編

3年早く辞めていれば?


私のサラリーマン時代の最後の3年については、
会社に対して仕事上の期待はゼロでした。

セミリタイア資産的には何とかなるかな?というレベルだったので、
いつ辞めるのかのタイミングを計っていただけの時期とも言えます。

ただ、前述の通り比較的仕事に余裕があった時期なので、
ずるずると3年間働いてしまったとも言えます。

このずるずる働いていた時間は無駄だったんじゃないの?
と問われれば、即答でそんなことはないとは言えないかも...
ということで、3年早く辞めていた方が良かったかについて検証してみたいと思います。

メリット・ディメリットを整理する


3年早く辞めていた場合のメリット・ディメリットについてまとめると、
以下のようになるかと思います。

【メリット】

① 40代後半の比較的元気な時期に自由時間ができた
    コロナ前なので、海外旅行にも複数回行けたはず

② 3年間もそれなりに仕事で嫌な事はあったが、
 これがなくなっていたら気持ち的には大きい

【ディメリット】

① 3年分の労働に見合うだけの資産額・年金見込受給額ダウン

今より若い時期に旅行に行っていれば...


メリット面について見ていきます。

まず①についてですが、仮に3年早く会社を辞めていた場合、
最大のメリットというのは40代後半という今よりは遥かに元気な時に、
欧州旅行などに行けていたということかと思います。

私のセミリタイア生活で最大のイベントは夏の欧州旅行と位置付けていましたが、
コロナ禍の影響なんかもあって1度しか行けていません。

結果論もありますが、3年前に辞めておけば、
3度くらいは欧州旅行に行けていて、
気持ち面で今より充実していたかもしれませんね。

また、②についてですが、仕事は比較的余裕があったとは申し上げましたが、
毎日嫌な思いはそれなりにしていたので、
あの時期がなかったというのは、
負の記憶の蓄積がないという面でかなりのメリットはあります。

一方のディメリットは基本的に金銭面だけだと思いますね。

結局、この金銭面の充実が上述のメリットを上回るのか??
これにつきると思います。

結局、今後の過ごし方次第


私レベルの資産では、旅行に行ける回数も経済的制約を受けます。
なので、3年早く辞めていれば海外旅行にもっと行けたかも?
というのは、今後の私の過ごし方次第では挽回できるかと思います。

また、3年間正社員での労働を余計にやらなければ、
今は多少のパート労働に従事していたかも?と考えれば、
その点での時間的メリットもやはりあるかと思います。

まあ、今更本当に3年前に辞めておけばよかったと思っても、
どうすることもできないからというのはありますが、
結局のところ、自分が辞めたタイミングがベストだったと思って、
今からのセミリタイア計画を立てるしかない!
ということになるのかな?と思いますね。

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8 件のコメント:

  1. もう一回チャンスがあったとして、この性格や能力で俺がよりいい立ち振る舞いをできるかと考えると全く自信がない。今良いことが奇跡に思える。

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    1. 私も「もう少しうまくやれたかも?」という感じはあまりしないです。タイミングはともかく、アーリーリタイアを目指したこと自体は成功だと思っています。

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  2. [FIREが3年早ければ問題]のマイナス面的なものには、複合的な環境の違い視点での考察も。3年早ければ、周囲も50歳に至っていない時期にあたりますので、お付き合いの質や幅がまた変わっていたかも。どうあれ会社員でヌレテニアワ銭(笑)を得ていた背景で、それなりの余裕をもって可能だったお付き合いもあろうかと。いつでも辞められる心で会社とお付き合いしている余裕ぶりも含めて。加えて、covid19体制下で旅に制限が掛かったのは、将来においては良かったのかもしれません。自ずとこれまでとは違う旅のあり方や方法を模索せねばならなくなり、身も軽く頭も手も動くうちに、多くの方法を検討できて力がついています。マイルも貯まりまくりですし、三世閣下はやっぱり今が最強です。

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    1. 複合的に色々考えていくと、おっしゃる通り、余裕が多少あった方が選択肢が広がりますね。会社員のラスト3年も、バイトと考えればものすごく効率が良かったと思って、これからに活かしていきたい感じです。

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  3. 私はセミリタイアに限らず、悩んで迷って考え抜いた事は自分の中でケリが付いてて、あんまり成功とか失敗とか何がベストだったとか考えないですね。
    なので、やたらセミリタイアを礼賛する人ほど、逆に不安が大きいんじゃないかと思います。

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    1. 私はセミリタイアしたこと自体は大成功だったと思っていて後悔は全くないですが、細かい点については反省材料はあると思っていて、そのことはついつい考えてしまうという感じです。

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  4. セミリタイア後の状況が事前予想と変わるのはままあるので、資金が不足するなど致命的な失敗がない限りあまり振り返る必要はないと思います。ただし、50過ぎたらもうFIRE卒業は難しいので、これからFIREを考えている人はそれをよく考えて覚悟する必要があると思います。

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    1. 50代での資金面でのFIRE卒業はおっしゃる通り致命傷なので、それさえなければFIRE成功で基本的には良いと思いますね。

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