2023年3月7日火曜日

FIRE後に夢の仕事 VS サイドFIREで好きな仕事

FIRE後に夢の仕事よりサイドFIREで好きな仕事?


昨日はFIRE達成後に、じっくりと夢だった仕事に取り組むのもありでは?
という話を書きました。

この前提となるのは、FIRE達成に至るまでは、
なるべく「稼げる仕事」に従事するべきであり、
その「稼げる仕事」は好きな仕事とは必ずしも一致しない、
というより、基本的には一致しないと考えるべきです。

となると、サイドFIRE的に、
例えば、生活の半分は資産収入から賄い、
残りの半分は「好きな仕事」からのパートタイム収入
で賄う形を目指した方が実現可能性が高く、
また、早く達成できるのではないか?
という素朴な疑問がでるかもしれません。

ただ、私的にはこのことはあまりお勧めできません。

パートタイムでも収入が継続するのか?


サイドFIREを標榜する方の中には、
資産収入だけでも十分暮らせていけるのでは?
という方もお見受けします。

これは基本的には「FIRE後に夢の仕事」というのと何ら変わりません。

問題は、資産収入だけでは暮らしていけないけど、
「好きな仕事」からのパートタイム収入があれば十分暮らしていけるだろう...
というパターンかと思います。

この場合の最大のリスクとしては、
仕事がうまくいかなければ単なる労働者に戻ることかと思います。

そこまでいかなくても、
割にあわない仕事、本来は断りたい仕事でも、
生活の為に引き受けなければならない可能性があります。

となると、結局のところ、サイドFIREというよりは、
ちょっと小金持ちのフリーランサーに実態は近くなるかもしれません。

FIRE後でも「仕事」は厳しいかも?


まあ「仕事」の中でも依頼があって初めて成立するような仕事は、
自分が生活に困っていようが困っていなかろうが、
好きな仕事だけ選り好みできるのは一部の人だけかと思います。

そう考えますと、サイドFIREやFIRE後に好きな仕事というのも、
職種によっては結構厳しいものになるのでは?
という素朴な疑問がでてしまいますね。

その点を考えますと、仕事が0でも経済的な問題は全くない!
というFIRE達成というのは結構大きな意味を持ってくるのでは?
と考える次第です。

7 件のコメント:

  1. 一番バランスがいいのは4,50代までしっかり金をためてリタイアするのがベストだと思うが、これだけセミリタイアブログなんかで幸せアピールとかがあると、若い人が長い期間仕事を我慢しきれないという気はする。

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    1. 40歳や50歳でセミリタイアしても意味がないという人もいますから、そこまで長期の計画は立てにくいとは思いますね。

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  2. お金を頂く以上、仕事は基本的につらいもので、楽しくて好きな事だけ選り好みできたら趣味と変わらないと思います。
    趣味を仕事にできる人は稀ですし、仕事となるとつらい事も出て来るでしょう。

    「夢の仕事」とか「好きな仕事」なんてのは空想みたいなもので、現実的にありえないと思います。
    しかし実際に楽しそうに仕事している人もおり、そういう人はどんな仕事であれ自分なりの生きがいを見出しているように思います。

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    1. 楽しそうに仕事をしている人にとっては、FIREとかは関係ないのでは?と思うことは多いですね。趣味が仕事というのも、相当なスキルが要求されるので、多くの人にとってハードルは高いと思います。

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  3. がぶの中の結論としては、若い内は何でもいいからがっつり働いてみんさい、なのですが、自分を振り返ってみますと、好きな?頼まれ仕事をしていること事態は変わらなくとも、時間の質が変わるといますか・・・次々繋がってしまって忙しくなっている状態では、FIREのREがどこかへ見えなくなりがちかもですね。

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    1. 若い内にがっつり働くのは賛成ですが、それが自分の望む道につながっているか?この辺りが納得できるかどうかがポイントかと思います。

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    2. その時にはわからなくとも、まさかというものが後々繋がってくることもありました。幼稚園の頃に好きだったおしごと(モンテッソーリ園)が、大人になってがっつり形になる人も。何でもやってみると、チャンスは増えるようにも思えています。若者がアレも嫌、これも面倒、疲れるとか言って過ごしているのはもったいないと思います。

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