2023年3月1日水曜日

セミリタイア生活のディメリット ~ 過去の嫌な事を思い出す回数が増える ~

セミリタイア生活の数少ないディメリット


私自身、セミリタイア生活をそれなりに楽しんでいると思っていますが、
それでは嫌なことはあるのか?と聞かれると、
全くないわけではありません。

今回、その中の一つを挙げたいと思いますが、それは、

「過去の嫌な事を思い出す回数が増える」

ということです。

昔の後輩の無礼な態度を思い出す


昨日、久々に思い出してちょっと嫌な気持ちになったのは、
とある後輩の無礼な態度です。

詳細は避けますが、私がそいつの仕事をボランティアで手伝ったのに、
そんなのは当然という態度で、なおかつ、私の仕事ぶりにケチをつけて、
当時は数日間怒りがおさまらなかったものですが、
そんなことを久しぶりに思い出しました。

何故そんなことを突然思い出すかというと、
「暇だから」だと思うのですよね。

日々忙しく、新しい刺激に満ちていれば、
そんな昔の事を思い出す暇はないはずです。

不思議な事に良いことは思い出さない...


まあ、サラリーマン時代は日々嫌な事が降りかかってきますから、
過去の嫌な記憶を蘇らせる暇などはありませんよね?

それに比べれば、こんなのは大した話ではないとも言えます。

上述の後輩とも、会社を辞めてから一度だけ会いましたが、
気持ち悪いほど性格が丸くなっていてビックリして、
未だに恨んでいるとかそういうことは全くないです。

ただ不思議な事に、暇だからと言って、
昔の良い思い出が蘇るとかはないですね。

それだけ良いことが少ない人生だったのか、
単にネガティブな性格だからかはわかりませんが...

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8 件のコメント:

  1. 脳は生来根暗な性格で、どーどー巡り好き。しかも全身を管理していると勘違いしていますから、暗い思い出を繰り返し反芻して危機に備える対応を取っているのでしょう。それが標準装備です。脳なんぞに自分の人生を預けてはいかんということなのでしょうが、引き金になるエピソードは世の中にたくさん転がっていて(最近はあれこれ・・・すみません)、フト嫌な思い出がよみがえるのは自然な証拠だと思います。

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    1. 引き金が世の中多すぎるとは思います。上述の後輩の件も、彼の出身大学のニュースを聞いたからというのが直接のきっかけですから...

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  2. 自分の場合起きてる時にふと嫌なことを思い出してもあまりダメージを受けない感じなんだが、それはそんなもの誰ももう覚えてないと、ある程度冷静に考えられるからなのかもしれない。しかし夢で見た嫌なことは本当に夢の中で苦しんでいて起きた後も一日くらいダメージを受けてしまう。

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    1. 私の場合、悪夢は肉体的ダメージという感じですね。思いっきり、疲れてしまいます。

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  3. "人は2000連休を与えられると一体どうなるのか?"と言う記事で、ライターの上田啓太氏が同じ事を書いていますし、私もその感情はよく分かるので、誰でもそうなるものだと思います。
    これは実際にセミリタイアしてみないと分からないですし、FIRE前に聞いたとしても想像以上にキツイので、FIRE卒業する人の理由もこれが大きいと思っています。

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    1. なるほど、結構苦しんでいる人が多いということですね?私なんかは軽傷と言えそうです。

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  4. 昔漫画で読んだセリフですが、「昔の嫌な事を思い出すのは今が平和な証拠で良いこと!今が大変だったら昔の事なんて思い出す余裕もない」というのがありました。自分の過去を振り返っても仕事でひどい目にあっていたころは昔の事なんて思い出すことはなかった、昔の嫌な思い出を考えることができるのは今が平穏である証拠と思って喜ぶことにしています

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    1. おっしゃる通り、激務のサラリーマン時代だったら、昔の嫌な事など思い出す暇もありません。こんなこと言っている時点で昔よりは遥かに良い生活だという実感はありますね。

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