2023年3月10日金曜日

【FIRE生活】計画との差異 ② 読書編

読書に対する考え方の変化


私のFIRE生活の軸となるのは読書ですが、
私は読書を2種類に分けて考えています。

それは、

・勉強的色彩の強い読書 (哲学・歴史・経済学等)
・娯楽的色彩の強い読書 (ミステリー等)

となります。

後者については、面白そうな本を読むというだけなので、
サラリーマン時代の計画と大差はありません。

ただ、勉強的色彩の強い読書に対する考え方は結構変わっています。

FIRE後に本格的に勉強しようと思ったが...


以前、「FIRE後に夢を叶える」という類の事を申し上げましたが、
それは自分的にはやりたかった仕事をやるということよりも、
やりたかった勉強をしたいという願望が強かったです。

なので、FIRE達成後の読書についても、
学生時代に中途半端に終わってしまった勉強を本格的に再開したい、
そんなことを漠然と考えていました。

ただ、実際にFIRE生活に入ってみると、
FIRE達成直後は娯楽小説ばかり読んでいましたし、
勉強系の本についても、日本史や美術といった、
サラリーマン時代は想定していなかったジャンルの本が多いです。

面倒な事はあまりしたくなくなった...


FIRE達成後に学生時代の勉強を再開したり(理系の方が多い印象)、
大学院で学び直すといった方も時々見かけますが、
いざ自分が同じような立場になったら、
そういう願望は大きく後退した感じです。

本格的に勉強をするとなると、
それなりの準備や心構えも必要になりますが、
それはちょっと自分的には面倒だな~と感じる部分が今は大きいです。
この辺の感情の変化は実際にFIREしてみないとわからないところでしたね。

まとめますと、セミリタイア後の生活の軸を読書に置くのは計画通りですが、
その内容は結構計画とは変わっているという感じです。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ

6 件のコメント:

  1. 大学院で学び直す人はそれが目的でFIREは手段でしょうが、FIREが目的だった人はそこまでの情熱を持つのは難しいと思います。
    自分もFIRE前は「俺はダメ人間にはならん!」とばかりに気合いが入っていましたが、FIRE後はゆるゆるのダメダメですね。

    返信削除
    返信
    1. 実際に大学院で学び直すような人は、確かにFIREの目的自体が異なっているケースが多そうですね。その目的自体が継続するのもすごいことだと思います。

      削除
  2. 私も経験上理解できます。趣味でやりたい勉強とはいえ、今まであまり取っかかったことがないものというのは強い動機とエネルギーが必要なようです。週に1回、2回とか習慣づければ波に乗れるんでしょうがイマイチ続かないようです。

    返信削除
    返信
    1. 会社を辞めた時の勢いで始めていればなんとかなったかもしれませんが、今から週1回でも週間づけるのは私的には難しそうですね。

      削除
  3. FIREないしREの後には、勉強とされるものと趣味とされる物の間にある線引きが、急速に弱くなると思っています。これまで勉強の類に入っていた事柄が興味・関心の部類に自然と飲み込まれてくると、知的好奇心は一層刺激されるようにも思います。勉強が仕事に直結していたような、例えば資格取得に向けた学習の場合には、少し違うのかもしれませんが、それとて先に何があるかです。理系系の場合は、実験が絡んだりするので、学習の場が少し違うかもしれませんですよね。

    返信削除
    返信
    1. サラリーマン時代の学びは資格取得とか、実利に直結するものを求める傾向がありました。確かに今は、実利は求めない分、単なる楽しみと勉強の区別はつきにくいものがありますね。

      削除