2021年5月15日土曜日

働きすぎのセミリタイア者 ① 総論

セミリタイア生活の理想を整理する


私個人の理想のセミリタイア生活の要件を改めて整理すると、
以下の内容になります。

① 労働を一切辞めても年金受給までなんとか生活できる
② 労働は小遣い銭程度に留める
③ 嫌いな労働は一切やらない
④ 年金受給後は年金の範囲内で生活できる

私がセミリタイアを目指し始めた時には、
比較的これに近いスタイルの人が多かったように思えますが、
昨今はセミリタイア年齢の早期化に伴ってからか、
セミリタイア後の労働の比率が高い人や、
セミリタイア後に絶対働く必要がある人が増えているように思えます。

週3日働かないとセミリタイア生活は破綻?


例えば、生活費をドラスティックに削減すれば、
理論的には資金0円でもセミリタイア生活は可能です。

ただ、資金0円だとすれば労働はマストになります。
削減後の生活費に対応する労働が週3日だとすると、
老後に至るまで週3日はずっと働かなければいけないし、
働けなくなってからの年金受給額の問題もあります。

フルタイムで毎日遅くまで働いてた方が、
週3日労働になればまさに「セミリタイア」ではありますが、
そのような仕事がいつまであるかわかりませんし、
その週3日労働が楽な仕事である保証はありません。

この辺りを考慮すると、
「働かなくても何とかなる」
というのは、穏やかなセミリタイア生活を過ごすためには、
個人的には必須条件なのかな?ということを思います。

働きすぎのセミリタイア者


上記とは別に最近気になるのは、
「セミリタイア」を主張しているにしては、
労働時間がやけに長いように見える方が多いことですかね?

具体的に言いますと、

① 本格的ブロガー & ユーチューバー
② 専業投資家

といった方々が挙げられます。

YouTubeや投資にかける時間・熱量が凄すぎて、
のんびりとしたセミリタイアのイメージとは随分と違うな...
と思うことも多いので、
次項でこの辺りについて述べていこうかと思います。

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6 件のコメント:

  1. 理想のセミリタイア生活の要件の
    ①~④を見てると、
    どうやら自分が考えてるところとは
    全く一致してる感じですね・・・

    但し、自分がセミリタイアを開始したばかりの40代の頃は
    ①と②に関しては満たせてはいなかったのですが、
    もう今では①~④まで全て満たした
    セミリタイア生活を送っています。

    あと自分は①~④は満たした上で
    さらにやりたいこともあるので、
    後はそっちの方面に向かって
    舵を切っていくだけという感じかなと・・・

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    1. ①と②を後回しにして、
      段階的にセミリタイア生活に入るのはありかと思います。
      私も段階的に労働を減らしていって、
      やり残したことを一つずつ片付けていきたいという感じですね。

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  2. 物事はあっという間に極端化していくんだということが分かった。
    しかも驚くほど短期間で

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    1. ご指摘の通りで、急激にトーンの違う方々が出現してきたという印象です。

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  3. それと②についてですが、
    確かに②は理想だとは思うのですが、
    50代男性が短時間で労働するという事は
    実際には結構ハードルが高いというのを
    身をもって実感しているので、
    ②は俺には無理だわって人がいても
    おかしくなのではないかと・・・
    もちろん③を犠牲にすれば
    ②は容易になると思いますが、
    あくまで③を犠牲にしない前提です。

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    1. 私も同感で「嫌いな労働はしない」という事にこだわった結果、
      セミリタイア開始が遅れたという部分はあります。
      50代とか60代でも楽で稼げる仕事があるとはとうてい思えなかったですからね。

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