2021年5月4日火曜日

【あえて上から目線で】早期退職希望者に対する会社の対応を斬る

早期退職希望者の進路相談


早期退職に向けての資金が貯まる目途がついた時点での私の仕事ですが、
やりがい的にはまるでないものでした。

個人的にはその時点で会社を辞めてもよかったのですが、
それでは会社としても困るだろうからという親切心(?)で、
人事面接の際にそれとなく、

「このポジションでずっと働くつもりはありませんよ。
 異動させないなら会社を辞めますよ。」

という趣旨の内容をかなりオブラートに包んで言いました。

どうせ辞めないだろうという会社の驕り


上司からの回答は

「転職しても今以上の待遇は無理だから、
 我慢して働いた方がお前の為だ。」

という趣旨のものでした。
(こちらも実際はかなりオブラートに包まれていました...)

この時点で会社が多少なりとも親身に対応してくれていれば、
早期退職からセミリタイアという流れにはならなかったかもしれないよな~、
と何故か上から目線で思うことが時々あります。

会社のスタンスとしては、
40~50代の社員なんてどうせ転職もできないだろうから、
待遇を多少悪くしようが辞めることもないだろう、
文句を言わずに働け!
そういう驕りを感じましたね。

セミリタイアが一般的になれば対応も変わる


私が会社にとって必要不可欠な人材であるということはもちろんなくて、
会社全体から見れば私が辞めようが辞めまいがどうでもよいのですが、
現場レベルでは確実にしわ寄せがきます。

実際問題として、私が辞めたポジションには後任がこなくて、
周辺の人が手分けして私の仕事をこなすことになって、
ただでさえ残業まみれだった彼らの仕事は大変なことになりましたから...

会社としては、中高年は
「待遇が悪くても転職できない = 会社を辞めない」
という考えですが、
「待遇が悪くなるなら早期退職 = セミリタイア」
という流れが一定程度増えれば、
会社の対応も変わらざるをいないと思います。

今の中高年軽視の傾向が変わるとすれば、
雇用の流動化とともに、
早期退職ムーブメントもあるかもしれないと個人的には考えています。

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2 件のコメント:

  1. 今のムーブメントは見てる感じ中高年よりもさらにすすんで20代30代になっちゃってますからね。
    それを後押しするマスコミというのはどういう現象なんだろうか?

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    1. マスコミはあまり考えないで取り上げているのでしょうが、
      取り上げなるなら、それなりのリスクなども同時に指摘するべきかと思います。

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