セミリタイアを目指す過程で揺れ動く心理
セミリタイア資金を貯める期間というのは、
少なくとも10年くらいはかかると思いますので、
その間に心境というのは色々と変化していくかと思います。
他の方のブログなども拝見させて考えてみると、
次のような変化が挙げられるかと思います。
① このまま働き続けた方が良いのでは?
② 当初予算を大幅に下回る資金でセミリタイアに踏み切る
③ 当初予算は達成したが、よりよいセミリタイア生活の為にもう少し働く
私は③のパターンでのセミリタイアで、
結果的にはそれでよかったと思っていますが、
①と②になる可能性もありました。
この辺りの自分の心境の変化について、
何回かに分けて綴ってみたいと思います。
このまま働き続けた方が良い?
一番忙しかった時期に比べて仕事が随分と楽になる、
パワハラ系上司が転勤でいなくなった等々、
労働環境が良化することによって
セミリタイア願望が低下するケースもあるかと思います。
実際にこのようなシチュエーションが訪れて、
セミリタイア計画をキャンセルする方も見受けられます。
私もそのような心境になりかけたことはあるのですが、
最終的には初志貫徹で早期退職に踏み切りました。
凪は長く続かない...
セミリタイアを辞めなかった一番の大きな理由は
「凪は長く続かない」
ということですね。
そこそこの規模の会社であれば、
定期的に上司・同僚も入れ替わるし、
自分の仕事も色々と変わっていきます。
「セミリタイアを辞めた」と言っている方の多くが、
「仕事がそれほど苦痛でなくなった」というような発言をされていますが、
それが60歳まで続くという確信があるのか??
この辺りは会社によって事情は異なるのでしょうが、
自分の場合は全く確証がなかったことから、
当初計画の修正を改めるにまで至りませんでした。
実は生活スタイルに変化は生じない?
もっとも「セミリタイアをするのを辞めた」といっても、
"節約 + 投資"というセミリタイアへの王道スタイルの生活を貫く場合、
私生活はセミリタイアを目指しているときと変わらないかもしれませんね。
「やっぱり今をエンジョイする!」と言って節約も投資も辞めて、
バンバン消費をするスタイルに変更するのであれば、
再び仕事がきつくなって後悔する時がくるかもしれません。
まあ、曲がりなりにもセミリタイアを目指している人は
この手のパターンは少数派に思えますので、
セミリタイアを目指すのは一旦はやめるが、
仕事がきつくなった時の為に準備だけはしておこう!
というのが良いのではないかと思います。
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