経験談を参考にすれば資金未達でセミリタイアだが...
セミリタイアブログでは定番となっている言葉で
「もっと早くセミリタイアすれば良かった!」
というものがあります。
この発言の背景にあるのが、
セミリタイア生活は思ったよりお金がかからない!
ということにあります。
これを逆方面から考えてみると、
多くの人のセミリタイア資金目標額は過大に見積もっていることになり、
当初目標資金の貯まるのを待たずに退職する方が良いことになります。
これって本当でしょうか?
仕事が最悪期なら考慮の余地あり
私の現時点での考えですが、
仕事が最悪期にある、もしくは、仕事が最悪期に突入しそうならば、
見切り発車でセミリタイアに踏み切るのもありかと思います。
最悪の仕事を継続するくらいなら、
当初想定よりバイトを増やすという手もありますし、
何より心身に深刻なダメージがあって会社を辞めたとしたら、
セミリタイア生活も楽しいものにならないかと思います。
余裕は持った方が良いと思う
とは言っても、個人的には当初目標資金到達までサラリーマン継続がお勧めです。
例えば、月10万円の生活費でセミリタイアプランを立てていたが、
月8万円程度の出費で無理なくおさまっているので、
もっと早くセミリタイアすれば良かったと後悔するパターンを考えてみます。
第一に、同じ8万円の生活費だったとしても、
月10万円の予算で8万円にとどまっているケースと、
月8万円の予算で予算通りに8万円の場合では、
気持ちの余裕は相当異なると思います。
第二に、セミリタイア経験談というのは、
相当長くブログを綴られている方のケースでも10年程度が一般的ですから、
最終的なアンサーを出すにもは早い気がするのですね。
インフレ等の外部要因に加えて、
新たな趣味に目覚めて出費を増やしたいとか、
今後支出が増えてくるケースはいくつか考えられます。
予算より下回って良かった!
私も当初計画よりセミリタイア生活の支出はかなり低くなっていますが、
それではもっと早く会社を辞めればよかったと思っているかというと、
そのようなことはありません。
むしろ、生活費が単純に思ったより掛からなくてよかったということと、
その浮いたお金で趣味や食生活を充実させようという方向へ舵を切りつつあります。
そういう意味では、
金銭的な余裕というものが、
セミリタイア生活全般の余裕につながっている、
生活費が予算より下回っていて良かった!
こういう考えで良いのではないかと思いますね。
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