2021年5月18日火曜日

【セミリタイア志望理由】何もしたくないから VS やりたい事があるから

セミリタイア志望理由は大きく分けて2つ


セミリタイアしたい理由として自分が考えたのは、
大きく分けて以下の2つとなります。

・やりたい事がある
・何もしたくない

この2つは矛盾しているように見えますが、
物事の表と裏をうまく表している気が致します。

今回はこの点について述べてみたいと思います。

最初は好きな事がしたいからだった


最初にセミリタイアをしたいと思ったのは、
好きな事がしたいという要素の方が強かったと思います。

サラリーマンを継続している以上は、
旅行に行ける日数も限られますし、
本を読む時間も十分にとることができません。

セミリタイアで自由時間ができれば、
金銭的な制約はもちろんあるにしろ、
好きな事にいくらでも時間を割くことができます。

こういった世界があることに非常に魅力を覚えたわけです。

それ以上に仕事に疲れたかも...


しかしながらセミリタイア生活を目指しながら感じたことは、
これ以上はサラリーマンとしての仕事を続けたくないな...
ということでした。

やりたい事をやりたいとかいう以前の問題として、
やりたくない事は一切やりたくない、
いわば、「何もしたくないからセミリタイアしたい」
という方向性のが強くなった気が致します。

セミリタイア生活で改めて思ったこと


セミリタイア生活も4年近くになろうとしていますが、
改めて感じることは、
「やりたい事がいつでも好きなようにできる」
ということより、
「何もしなくても良い」
という要素の方が自分には大きいということです。

仮に私が今、

「週3日は半日程度働ければ生活できない」
「投資で月3万円は稼げなければ家賃が払えない」

というシチュエーションであったとしたら、
今のような余裕のある気持ちは保てていないかと思います。

この事を逆の観点から見れば、

「5年早くセミリタイアする代わりに、
   週3日間半日だけ働いた方が良かったのか?」

と聞かれれば、NO!と即答すると言う事です。

この点は真逆の主張をされている方もいらっしゃいますので、
自分の性格的なものやセミリタイア後の仕事について、
じっくりと考えた方が良いかと思いますね。

この辺りは向き不向きがあるわけですが、
自分的にはじっくりと考えて今のセミリタイアスタイルにしたことが、
思った以上に自分にはまったということだと思っています。


にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ

6 件のコメント:

  1. コミュニケーションが得意かどうかで相当変わると思う。
    得意ならアルバイトなんかも苦にならないかもしれないが、不得意だったおそらく正社員と同等かそれいじょうの苦痛になるのかなと思う。

    返信削除
    返信
    1. 私の場合ですが、
      コミュニケーションはそれなりにできると思っていますが、
      パート先の人が良い人だというイメージがわかないんですよね。
      ちょっと考えすぎかもしれませんが...

      削除
  2. うーん、何もしたくないというのは
    何か違うなぁって思ってたら、
    下の方で本文を追って見ると
    どうやら
    (雇われの)仕事がしたくない
    って書いてあるようなので、
    これだったら全然しっくりくるなと思って、

    A やりたい事がある
    B (雇われの)仕事がしたくない

    って考えると、
    自分の場合のセミリタイア志望理由は
    Bが主でAが従の理由
    って感じですかね・・・。

    但し、セミリタイアし始めたころは
    5/15の記事にあった
    理想のセミリタイアの4要件に照らすと
    ①の条件に欠けてたから
    しばらくは(って言っても約6年間・・・)
    フルタイム労働の半分以上ぐらいは
    働くセミリタイア生活を続けていたので
    Aのやりたい事も
    ある程度は制約を受けていましたが、
    今はようやくやりたい事を
    ほぼ制約なくできるようには
    なったかなと・・・。
    (但し、その間の加齢による病気や
    身体の衰えとはトレードオフですが・・・)

    返信削除
    返信
    1. 「何もしたくない」という意味ですが、働きたくないときは働かなくても良いというファクターもありますね。ご指摘の通り、ちょっと言葉が足りませんでした。また、加齢という要素も加味する必要がありますが、若い時に自分の老後の健康状態を正確に予想するのは困難だというのが改めて認識されます。

      削除
  3. 返す返すも良い時にリタイアされたと思います。
    よく切り抜けられました。

    書かれている「何もしたくない」は、“恐ろしい圧迫感をもって
    強制されて、したくもないことをやりたくない”を読みました。
    『仕事をしなくても生活はできるけれど、生活ができなくては仕事もできない』と、発達障害で苦しんだ方が書いていらしたとおり、よーるすに
    【暮らしのなんたるか】をセミリタイアで改めて知っていく旅に
    出ておられるのだろうと思います。それが豊かなのだろうと思います。

    返信削除
    返信
    1. 圧迫感は確かにありましたね。
      物理的にも私生活に仕事を潜り込ませるやり方は、
      最後まで馴染めなかった酔う感じです。

      削除