2021年5月23日日曜日

年金問題は話者の属性・年齢が大事

あと10年ちょっとで年金が貰える


私もあと10年ちょっと経つと年金が貰える年齢になります。

今のところは70歳からの繰り下げ受給を選択する予定ですが、
いざとなれば年金が貰えるという安心感が生じる年齢に突入するというのは、
リタイア生活での大きな転換点になるかと思います。

年金については多くのセミリタイアブロガーが言及されていますが、
意外と前提条件を無視した議論がされているような気がします。

今回はその点について述べてみたいと思います。

私の前提条件


私の属性や年齢と言ったことについて述べれば、
30年近くサラリーマンとして働いてきたということと、
あと10年ちょっとで年金受給できる年齢だということです。

私は制度変更を睨むとともに受給金額を増やすために、
年金は70歳から受給するプランにしていますが、
このプランであれば、年金が多少減額したところで、
老人一人ならまあ暮らせる金額が貰えると思っています。

これはなんやかんや言いながらも、
サラリーマンを長くやってきたメリットだと認識しています。

若年層には年金をあてにしない人も多い


一方、20~30代前半でセミリタイア生活に入った人にとっては、
65歳というのは気の遠くなるほど先の話でしょうし、
彼らの世代が年金を貰うのは80歳とかになっていても不思議ではありません。

従って、彼らの世代が年金をあてにしないで資金計画を立てるのは、
ある意味当然のことかもしれません。

年金破綻論が本当としてもいつ破綻するかが重要


今まで述べてきたことを考えれば、
アラフォーくらいの世代で、
サラリーマンを20年以上やってきた世代は年金をある程度あてにするのは当然、
30代前半以下でサラリーマン時代が10年未満、
もしくは厚生年金加入経験がない人達が年金をあてにしないのはある意味当然です。

この前提条件を加味しないで、例えば、
「年金をあてにするのは間違い!」
というのが誰にでもあてはまると考えるのは危険かな?と思います。

年金破綻論を展開する人もいますが、
それはいつなのか?
今何歳くらいの人がヤバいのか?
この辺りもきっちりとチェックする必要がありますね。
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