「お世辞」に真面目に反応してみる
まだまだ働ける年齢で早期退職すると、
基本的な周囲の反応は「けしからん!」というトーンが多いですが、
時々ですが、「せっかく身に着けたスキルを活かさないのはもったいない」
と言ったお世辞的な事を言われることもあります。
基本は「そんなことないですよ...」で終わる話ですが、
今回はそんなお世辞に真面目に反応するとどうなるか?
について考えて見たいと思います。
確かにもったいないかも?
ご指摘頂きました通り、50歳くらいで仕事を辞めるのはもったいないかも?
と思う部分がないわけでもありません。
自分がまだまだ活躍できるであろうポジションは、
私が勤めていた会社にもいくつかあったからです。
例えば、私は英文会計のスキルは多少あると思っていますが、
そういった部署で働いている人の中には、
英語が苦手で希望もしていないのに配属されている人もいました。
それだったら私を起用した方が良いだろうと思うとともに、
今でもそれなりには仕事をこなせると思っています。
贅沢言うな!という反論は想定内
さて、上記の文章を見て違和感を覚える人も多いかと思います。
サラリーマン社会においては、
希望の配属についていない人は多く(むしろついている人のが少ない?)、
この部署だったらもっと実力が発揮できるのに、
なんて思っている人はいくらでもいるからです。
なので、早期退職したようなヤツが何贅沢なことを言っているんだ!
勘違いも甚だしい!という感想を持たれても不思議ではありません。
ただ、このような客観的な視点はセミリタイアには不要だと思うのです。
適材適所で働いている人はどれだけいるのか?
重要なのは、
50歳を過ぎた自分が理想と思える職場に配属される確率が極めて低いこと、
これは今更多少の努力をしたところでどうしようもないということ、
こういった状況を鑑みると、
早期退職してセミリタイア生活に入り、
自分の好きなことをして暮らした方が、
明らかに楽しい人生になるということなのです。
なので最初の話に戻れば、
せっかく身に着けたスキルを活かせないのはもったいないかもしれないけど、
残念ながらスキルをうまいこと活かしてくれる職場なんてないのですよ~
というのが回答になるのかな?
そもそも自分の身に着けたスキルがフルに活かされていると思ったら、
セミリタイアしたいなんて思わなかったでしょうからね。
>
雇われサラリーマンの身分だと
返信削除全くその通りなんでしょうね。
自分が歳を取ってからよく思ったのは、
仕事ができる年長者が
後から会社に入ってくると、
元からいた人にとっては
その人の存在が煙たいって感情が、
会社組織では働くことでは
往々にしてありそうです・・・
だから自分はもう雇われでは働きたくはなくて
ゆるく自営業をすることを目指してはいるのですが
果たしてどうなるのやら・・・
私のいた会社では、中途で入った優秀な人を全く評価しない人もいました。
削除自社愛が強すぎて、自分達が優秀だと信じて疑わないからです。
正当な評価というのは難しいものだとつくづく思います。