2020年10月3日土曜日

30百万円貯めてからのチェック事項 ③ 我慢できるならもう少し働いた方が良いかも?

自分の都合で退職時期を遅らせる


セミリタイア目標金額を達成して、
退職金・賞与など自分にとって有利なタイミングを見極めたら、
後は会社を辞めるだけです。

後任や引継ぎなどで自分の思った通り辞められないという人もいるかもしれませんが、
私のスタンスとしては「そんなの関係ない!」というのが基本です。

もちろん、引継ぎもせずに辞めるのは無責任だし、
会社に対してはともかく、
苦楽を共にした同僚に迷惑をかけたくない気持ちはあります。

実際問題、私も会社のお願いで退職時期を1カ月遅らせましたが、
自分としても妥協できるのはこのくらいが限度でした。

今回申し上げたいテーマは、
会社の都合ではなく、あくまで自分の都合として、
退職時期を遅らせた方が良いケースについて考えてみたいと思います

とっとと辞めた方が良いケース


・激務で病気になりそう
・上司のパワハラで精神疾患になりそう

このようなケースの場合でセミリタイア目標金額を達成している場合、
すぐにでも会社を辞めた方が良いのは言うまでもありません。

ただし、サラリーマン生活というのは波がありますので、
会社を辞めようと思ったタイミングで、
嫌な上司が異動になる、
自分が激務だった部署から暇な部署へ異動になる、
といったこともあり得ます。

その場合どうするかということです。

退職後の労働と天秤にかける


退職後にライトな労働をしてお金を稼ぐというケースでは、
退職時期を延ばした方が良いかもしれません。

年収600万円の人が半年退職を延期したケースを考えてみます。
この場合、300万円程資金が余計に貯まることになります。
(税金・保険料などは無視して考えます)

となりますと、サラリーマン退職後の時給が1,000円としますと、
3,000時間分に相当する金額となります。
これは、1日7時間で週2日働くとすると4年ちょっとに相当します。

半年間、比較的楽で勝手知ったる仕事をするのと、
未知の時給の1,000円の仕事を週2日といえども4年間するのと、
どっちが良いか?

これは人によって分かれるのでは?
と推測できます。

私はこのパターンでずるずるといった...


私もこのパターンでずるずると3年間程働く事になりました。
仕事にとられた3年間という時間は非常にムダだったと感じる反面、
その分、セミリタイア資金は潤沢となったという側面があり、
現時点ではこの期間に対しては肯定的な評価を下しています。

今現在、雇われ仕事をしなくても良いというのは、
このムダな3年間があったからという側面があるからです。

今のセミリタイア界の主流の考え方は、
ある程度の資金が貯まったらできるだけ早く退職!
という感じも致しますが、
会社を辞めるタイミングで、
資金面・仕事面などをじっくり考えて決めた方が良いのでは?
という気がしています。
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2 件のコメント:

  1. 誰も黙って座っていておこづかいをくれませんからね。

    ずるずるとであっても、余剰労力でゆとり資金を得たと
    思えば、なんてことありません。健康を害さない
    レベルの仕事量と質であれば、鼻歌でも歌って
    しれーっと勤務を継続してみてもよかろうと思います。
    ふんふん♪

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    1. セミリタイア資金が貯まった段階で、たまたま仕事が凪のような状態なら、ちょっとだけ働いた方がトータルではやはり得する気がしますね。

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