2020年10月5日月曜日

好きな仕事で薄給と嫌いな仕事で高給のどっちを選ぶ ~ 早期退職を考慮すると結論も変わる ~

フリーランスで好きを仕事に


サラリーマン生活が随所で行き詰った私なので、

「フリーランスで好きなことを仕事にする」

という誘惑に駆られたことが何度かあります。

私の場合、語学関連の仕事を考えていて、
業界の方の話を聞いたりもしたのですが、
そもそもの実力の問題(努力で何とかなるかも?)、
仕事を取るには営業力が必要(性格の問題で何ともならない)、
といった問題から断念を致しました。

今現在、セミリタイア生活で好きなことをいくらでもできる現状を考えると、
この時に、えいやで踏み切らなくて良かったと思います。

「収入が少なくても好きな事をやる」というリスク


私自身、基本的なコンセプトとして、
給料が安くても好きな仕事をする方が、
給料が高いけど嫌いな仕事をするよりは良いと思っています。

ただ、この比較をする時に、無意識の前提としてしてしまうのが、
定年まで働くということではないでしょうか?

例えば、年収400万円の好きな仕事(A)と
年収600万円の嫌いな仕事(B)があると致します。

20歳から65歳まで働くのを前提に考えれば、
45年間も嫌いな仕事を続けるのはしんどいので、
Aの仕事を選んで慎ましく生活をした方が良いと考えるのは自然です。

ただ、Aの仕事を選択した場合の生涯賃金は1.8億円となりますので、
Bの仕事を選択すると50歳まで働けば同額を稼ぐことができます。

そうなりますと、

A: 20歳~65歳まで好きな仕事をする
B: 20歳~50歳まで嫌いな仕事をして、
  50歳から会社を辞めて好き勝手に生きる

という比較になって、これだと個人的にはBが良いかな?
という事になります。

フリーランスへの転身に限らず、
給料が下がっても好きな事やヤリガイを重視で仕事を変える、
というのは魅力的ではありますが、
ここに「早期退職」「セミリタイア」というファクターを入れると、
結論が変わるかもしれませんね。

セミリタイア生活を楽しくするのは自分次第


そもそも論として、ヤリガイのある仕事へ転職と言っても、
本当にヤリガイがある仕事かは極めて不透明です。

ただ、セミリタイア生活というのは、自分次第でどうにでもなりますので、
どのような生活になるかはある程度の計算はできます。

そういう意味では、転職等々を考えている場合は、
セミリタイアというコンセプトも考慮に入れて考えた方が、
選択肢が多くなるのではないかと思います。

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2 件のコメント:

  1. セミリタイアライフを基盤に、フリーランス的に
    好きそうな仕事みたいなものに取り組むというのは
    ありかもしれません。

    実際、フリーランスでゴリゴリしていない人達は、
    そんなライフスタイルなのかなと思ったりします。

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    1. ご指摘の通り、ある程度の資産をバックにフリーランス的に仕事をやるのは良いかと思います。定年後にこの手のスタイルで働いているは結構いますね。

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