2020年10月13日火曜日

セミリタイアするの辞めた!の落とし穴 ② お金を使えるサラリーマンの方が良い?

お金が使える生活の方が良い?


最近のセミリタイアの主流と言えば、
あまりお金を使わない生活が主流に思えます。

例えば、高級セダンや一軒家を買うために働いて消耗するより、
軽自動車や賃貸アパートで手を打って、
その分働かないですむならそっちの方が良いんじゃないか?

基本的なコンセプトはこんな感じかと思います。

しかしながら、お金のかかる趣味を持っている場合などは猶更ですが、
やはりある程度のお金が使える生活の方が良いのではないか?

特に、30代~40代くらいになってそこそこ給料が貰えるようになったり、
若手時代より仕事が楽になってきたりすると、
この気持ちが強くなるかもしれません。

消費の快楽 > 労働の苦痛


結局のところ、仕事からくる苦痛に比べて仕事の報酬から得られる快楽が優れば、
働いた方が全然良いということになるわけですから、
消費スタイルの変化によってセミリタイアを目指す心境が、
薄れていくことも十分あるかと思います。

私も仕事がある程度安定期に入った30代の一時期に、
こういった心境に陥ったことがあります。

GWなど旅行代金が高い時期にも旅行に出かけたり、
外食の頻度が高かったりしたのもこの時期です。

ただ、こういった心境は長続きはしませんでした。

コスパの悪いサラリーマンのお金の使い方


私の趣味の例で言いますと、
確かに働いているからGWに旅行に行けたりするわけですが、
仕事を辞めればもっと空いている時期に安く旅行に行けます。

外食も「疲れて自炊する気力も時間もないから」
というファクターが大きいことに気が付きます。

要するに、サラリーマン時代の「お金が使えて良い」というのは、
結構コスパが悪いということです。

私の場合は、仕事の安定期自体が長くは続かなかったので、
すぐにセミリタイア願望モードへ戻り、
こういった考え方に変化していったわけですが、
あのままズルズルいっていたら、
今頃は無駄遣いを後悔していたと思います。

お金が使えるサラリーマン生活のが、
倹約のセミリタイア生活より良いかな?
と思う部分もありますが、
「サラリーマンのお金が使える」というのは、
コスパが悪いという観点から見直してみると、
結論が変わるかもしれません。

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